いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ROOM NO.1301〈#9〉シーナはヒロイック! (富士見ミステリー文庫)

ROOM NO.1301 #9 シーナはヒロイック!」新井輝富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 #9 (9) (富士見ミステリー文庫 16-18)

「今、出来ないからって焦る必要はない」と、綾は健一の気持ちを肯定してくれる。
健一は普通の恋愛が出来ない。でも、出来ないことにこだわって何も出来なくなるよりは、別の何かを探せばいいのだと。
振り返ると、日奈だってそうしていた。日奈のままじゃ佳奈に気持ちを伝えられない。だから日奈はシーナになった。シーナなら、歌に託してなら、その気持ちが伝わると信じて。
健一は思う。普段困らせられることの多い綾だが、本当に聞いて欲しいことはちゃんと聞いてくれるのだ。それに比べて、自分は彼女に何をしてあげられるだろう――。
そう考えながら中華街デートへ赴いた健一は、綾から「ずっとして欲しかったこと」を聞き、彼女と真剣に向き合うことに。一方、幽霊マンションで皆とシーナ&バケッツのライブ録画を見た日奈は、ある決意を固める。時に可笑しく、時に切ない毛に血の恋愛を探求する物語第九弾!


毎度の事ながら好き勝手にやってますm(_ _)m多々強引なところがありますが見逃してやってくださいw


新型「は、初めましてっ」
鈴璃「え? 何言ってんのあんた。初めてじゃないじゃない」
新型「へ?・・・あれ?」
鈴璃「どうしたのよ」
新型「なんで鈴璃さんなんですか?」
鈴璃「それどういう意味よ!」
新型「9巻のあとがきは狭霧ちゃんだったから、会えることをすっっっっごく楽しみにしてたのに。なーんだ、鈴璃さんかー」
鈴璃「あんたまでそんな扱いするんだ。へーそう・・・」
新型「え?何ですかその物騒なものは?っていうかいきなり?」
鈴璃「きええ―――――――――――――――――!」
新型「ぐぎゃ――――――――――――――――――!」
新型鈴璃の攻撃で絶命




ガチャッ(鈴璃がドアを開ける音)



新型「はっ! 夢か。あぶないあぶない開始早々終わるところだった」
鈴璃「ん? あんた寝てたの? 折角来てやったっていうのに。帰るわよ」
新型「わー、待って下さい」
鈴璃「はいはい。やることやってさっさと終わらせましょう」
新型「投げやりだなー」
鈴璃「ほらあんたが感想言わないと終わらないでしょ。ちゃっちゃとやる」
新型「・・・まぁなんというかROOM NO.1301史上最も悲しい話でしたね」
鈴璃「そう? 良くも悪くも悪くもいつも通りだったような気がするけど。私も出てないし」
新型「でもラストがあまりにも辛く痛々しい終わり方だったから、ううっ(泣き真似)」
鈴璃「・・・それって本編が? それともあとがきが?」
新型「当然本編ですよ。というかあとがきはいつになくは静かに終わったような」
鈴璃「私にとっては辛く忌々しい終わり方だったわよ!」
新型「ああそうか。鈴璃さんが出てなかったからあんなに静かだったんですね」
鈴璃「な ん で す っ て !?」
新型「え、いや。別に静かだから良かったとか言ったわけではなく」
鈴璃「きええ――――――――――――――――――!」
新型「ぐぎゃ―――――――――――――――――――!」
新型鈴璃の攻撃で絶命




ガチャッ(鈴璃がドアを開ける音)



新型「はっ! また夢か。今度こそ気を付けないと」
鈴璃許せない許せない許せない許せない許せない」
新型「あ、どうも。鈴璃さんお久しぶりでs・・・」
鈴璃「許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない」
新型「・・・入ってきて早々なんですか、そのコピペ丸出しの台詞は」
鈴璃「なにって、あんたも読んだでしょ! 今回のあとがき」
新型「はい、もちろん」
鈴璃あ゙〜ら゙〜い゙〜め゙〜。次の巻でどうやって殺してやろうかしら。ふふふふふふ」
新型「恐っ」
鈴璃「あー腹の虫が収まらない。もうこうなったら、あんたでストレス解消しようかしら」
新型「ちょっまっ それだけは勘弁してください。鈴璃さんは知らないかもしれませんが、既に2回も開始早々に死んでるんですから!」
鈴璃「え? 何の話?」
新型「こっちの話です」
鈴璃「まあいいわ。そんなことより覚えてる?」
新型「何をです?」
鈴璃「しょーとすとーりーず・つーのあとがきで新井が言ったことよ」
新型「さっきから気になってたんですが、作者呼び捨てですか」
鈴璃「あんな奴、バカでもクズでも何でもいいわ。それより覚えてるの覚えてないの?」
新型「酷っ・・・えーと、しょーとすとーりーず・つーのあとがきですか? すみません、覚えてません」
鈴璃「「九巻には必ず君を出す」と宣言したのよ。しょーとすとーりーず・つーの204頁を見てみなさい」
新型「どれどれ・・・・・・あ、ホントだ」
鈴璃「それなのに私は影も形もないじゃない!!」
新型「そ、そうですね。あっでもその宣言の後に「シーナ編が終わってないのだからしょうがない」って言ってますね」
鈴璃「それがどうしたのよ」
新型「今回もまだシーナ編でした」
鈴璃「・・・まぁそうだけど」
新型「今回で一応区切りがついた感があるので、次は出てくるんじゃないですか?(後半棒読み)」
鈴璃「そ、そうかしら・・・でも今回はあとがきでもあんな扱いだったし・・・ブツブツ
新型「・・・あのー、先進めてもいいですか」
鈴璃「あーはいはい。あんたが感想を言うんだったわね」
新型「そうです」
鈴璃「じゃあ・・・ちょうど一年ぶりの本編だったわけだけど、なにか感想は?」
新型「久しぶりで気になったのは、健一ってこんなに危うい感じだったかな、と」
鈴璃「あやうい?」
新型「周りの意見に左右されすぎで、主体性が全く感じられないんですよね。まぁエロゲの主人公らしいと言えばそれまでなんですけど」
鈴璃「いやこれエロゲじゃないし」
新型「健一に今まで以上にやる気が感じられなくなってしまったので、この話がどこへ向かおうとしているのか益々分からなくなりました」
鈴璃「ふーん・・・まあ、とりあえず私が出てこないと話にならないってことね」
新型「ええ!? そんなこと一言も言ってない・・・」
鈴璃「エロゲと言えば、あんたが毎回ギャーギャー騒いでるあれはどうだったの?」
新型「そっちの方は大満足です。あっちでもこっちでもやっちゃってくれてますから。うしし」
鈴璃「・・・・・・最低。他にはないの? ラストシーンは今までになくインパクトのある終わり方だったと思うんだけど」
新型「ああ、それはもう言いました」
鈴璃「え? いつ?」
新型「まぁまぁ細かいことは気にしない気にしない」
鈴璃「・・・まあいっか。じゃあ、これで終わりね」
新型「そうですね」
鈴璃「いつもより短い気がするけど、なんか疲れたわ」
新型「それでは、お開きにしましょうか」
鈴璃「ん」
新型「では、今回のお相手は9巻になって、ついにあとがきにすらも出なくなった鈴璃さんでしたー」
鈴璃ピキッ
新型「あれ? 変な音が聞こえたような」
鈴璃「プルプル」
新型「何で怒ってるんですか鈴璃さん・・・あっ! 最後の最後で油断してしまっ――」
鈴璃「きええ―――――――――――――――――――!」
新型「ぐぎゃ――――――――――――――――――――!」
新型鈴璃の攻撃で今度こそ絶命