いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣3.5」井上堅二ファミ通文庫
バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫 (い3-1-4))

明久と葉月の出会いを描いたハートフルな『予習編』、恋文をもらった明久をサーチ&デス? 『僕と暴徒とラブレター』、雄二が人生の墓場へ!? 『俺と翔子と如月ハイランド』の3本に加え、ムッツリーニ暁に死す! 『僕とプールと水着の楽園』&たまにはこんな休日を『僕とバイトと危険な週末』の書き下ろし2本を加えた、青春エクスプロージョンショートストーリー集! 「おかしくない? なんだか3人は死んじゃってるような気がするけど!?」(by明久)


最初は静かに読書していたんですよ。ええ。
文月新聞(幕間の小ネタ)で1度大きな危機があったものの、そこも耐え切って笑わず静かに読書を続けたのです。しかし、最強の敵はその次の『俺と翔子と如月ハイランド』に潜んでいたのです。
「私達、結婚します。」(113頁の挿絵)
無理です。こんなの耐え切れるはずがありません。盛大に吹きました。
ついに撃墜されてしまった私はその後、ダムが決壊したかのように笑い転げ続けたのでありました。
バカテス…恐ろしい子


というわけで今回は「バカテス」初の短編集。
全5話が時系列順に並んでいて、時間の経過とともにバカさに磨きがかかっていくという恐ろしい本(←最大限の誉め言葉)。「私達、結婚します。」の後も、後ろ2話の秀吉の扱いと幕間の鉄拳人生相談には完全敗北w 計3回吹かされた。
明久や他のキャラ達のバカっぷりもいつも通り面白く、後半はずっと笑いっぱなしだった気が。あ〜苦しかったw