いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



司書とハサミと短い鉛筆 (電撃文庫)

「司書とハサミと短い鉛筆」ゆうきりん電撃文庫
司書とハサミと短い鉛筆 (電撃文庫 ゆ 1-18)

読書嫌いの高校生・文人のもとに、ある日≪飛び出す絵本≫が舞い降りてきた。そしてその≪絵本≫から、全裸の女の子が“本当に”飛び出して!?
フィフと名乗る少女は、『本が実体化して街を混乱させている』と偉そうな講釈を垂れるものの、その姿はずっとシーツ一枚のまま。慌てる文人を尻目に、さらにフィフは「拙はそなたのものじゃ」と言い始め、彼女と共に古典文学と戦う羽目に! ていうか、それより早く下着を穿いて……!!
ちょっとHな学園文学(?)コメディ登場!


激しくネタバレだがはっきり言わせてもらう。



ぱんつはいてない



これがこの作品の全て!
まず表紙からしてありなのか? ちょっと怪しい線が・・・。91ページの挿絵もなんて邪魔な髪の毛絶妙な隠し方。
本文でも当然はいてない。しかも初めは“なにもない”ところから始まる。残念ながら?途中で服は着てしまうが、それでもパンツだけは穿かせないというこだわりを見せ、さらには穿いてないことを事ある毎に明言し続けるなど徹底している。
筆者、絵師共に「はいてない」への並々ならぬ熱意を感じる素晴らしい?作品。



〜〜〜頭冷やし中〜〜〜



内容は突然主人公の前に現れた少女が特殊な能力を使って悪と戦うという、ライトノベルとしては大変にオーソドックスな作品。特徴らしい特徴は↑これだけで面白いかどうかと聞かれると・・・微妙(^^;