いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)

「AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜」田中ロミオガガガ文庫
AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)

その日。教科書を忘れた俺は、夜半に忍び込んだ学校で彼女と出会った。教室に向かう階段の踊り場。冷たい月の光のスポットライトを浴び、闇を見据えている少女。美しい――。そこには、人を惹き付けるオーラを放つ青の魔女がいた。
……いや待て、冗談じゃない。妄想はやめた。俺は高校デビューに成功したんだ! そのはずだったのに、この妄想女はッ! 「情報体の干渉は、プロテクトを持たない現象界人には防ぐことはできない」「何いってんだかわかんねーよ」実はだいたい理解できていた。田中ロミオ、学園ラブコメに挑む――!?

いわゆる邪気眼な人達の話。元邪気眼が現役邪気眼に振り回される。


学園ラブ?コメ? ラブはどこ?コメはどこ?
クラス半分が邪気眼という特殊な環境で繰り広げられるドタバタ劇はコメディというよりはホラーで、ラブはスタートラインに立っただけという感じ。ラブコメというよりは意外?と真面目なテーマな青春小説。キャラはぶっ飛んでるけど。
感想は痛い邪気眼他諸々を揶揄するが如くわざと痛々しく書いてあるのが分かっても「痛い」しか感想が出てこない。というよりノリに全く付いていけず置いてけぼり状態で読んでいたのでこれ一言しか言う事がない。
後半の問題は考えさせられるものはあったけど、これを楽しんで読む能力は残念ながら持ち合わせていなかった。