いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第90回全国高校野球選手権大会 第16日

準決勝
第1試合
浦添商(沖縄) 4−9 常葉菊川(静岡)


常葉菊川が2回の猛攻の9点を守りきり決勝進出。
2回表、浦添商が相手エラーで先制するが、その裏早くも菊川の怒涛の反撃が始まる。まずは今大会当たっていない4番中川がヒットで出塁すると四球とヒットで満塁。7番押し出しで同点の後これまた当たっていない8番栩木が勝ち越しタイムリー。打てていなかった二人のヒットが菊川打線に火をつけた。栩木のヒットで浦添商の先発島根をKOし、エース伊波を引きずり出すと2アウト後2番伊藤のタイムリーツーベース、なお満塁にして5番前田の満塁ホームランで一挙9得点。この試合もビッグイニングを作った。
しかし浦添商も負けてはいない。3回表に3連打で2点返すと、6回表この回から戸狩に代わって登板の野島の立ち上がりを攻め1点返してなおも1アウト満塁。ここで9番伊波の当たりはセンターへ抜けそうなライナー。が、これを菊川セカンド町田がダイビングキャッチでダブルプレー。このスーパープレイが試合を決めた。
常葉菊川はエース戸狩が肘痛を押しての先発。球速は好調時より20km/hは遅いが変化球を低めのコーナーに投げ分ける丁寧なピッチングで人は打たれるものの大量点は与えない。2番手野島も主審にペースを狂わされながらも何とか踏ん張り強打を6回の1点に抑えた。打線は良くも悪くも相変わらず。点を取る回は驚異的だがそれ以外は非常に淡白。明日はもっと点を取らないと勝てないと思われるので、もっとコンスタントに点が取れないと厳しい。
浦添商は2回途中から登板のエース伊波が3回以降菊川打線を0に抑えたが、その前に打たれた満塁ホームランが致命傷だった。打線も菊川を上回る13安打を放ちながら反撃しなければならない6回以降に3つのダブルプレーが出てチャンスを潰してしまった。


何だこの主審('A`)
ストライクボールがめちゃくちゃ。負けてるチームに肩入れというかゲームが面白くなりそうな方の判定出してるみたい。この変な判定が無ければ菊川も9点は取れてないだろうし、浦添の6回の1点もなかっただろうに。
さらにはこれまで3試合投げてきて1度も注意された事がない野島のフォームにも一人で難癖つけてるし。
実況「どこが悪いんでしょうか?」 解説「う〜ん・・・」の会話には失笑。
いるだよな、こういう自分が主役になりたい目立ちたがり屋タイプ。
主役は選手達だ! お前じゃない!!ヽ(`Д´)ノ


マジか?Σ( ̄□ ̄;)
勝っちゃったよ。昨日も今日も神様仏様町田様状態ですな( ̄人 ̄)ありがたやー
でも明日投手どうすんだ? 戸狩の苦し紛れの投法はここ2試合でネタバレしちゃってるし流石に大阪桐蔭には通用しないだろう。15点以上取れれば勝てる可能性も出てくるかもしれないが・・・



第2試合
大阪桐蔭(北大阪) 9−4 横浜(南神奈川)


大阪桐蔭打線が横浜のエース土屋を攻略し決勝進出。
2回裏に大阪桐蔭の内野の乱れで横浜が先制するも、3回表1アウト1塁から二周り目に入った大阪桐蔭打線が横浜バッテリーの攻めが外角一辺倒になっていたところを叩き、1〜4番の4連打を含む5安打を集中させ一挙5得点。試合を有利に進める。
横浜も3回裏と5回裏に1点ずつを返し反撃ムードを作るが、立ち直ってきた土屋が7回からまた捕まりだす。
大阪桐蔭は7回に長打とスクイズで点差を広げると、8回9回にも長打でダメ押しの追加点をあげ横浜を振り切った。
大阪桐蔭はエース福島が今大会初めての完投。打線は5試合連続で二桁安打と好調を維持し、いいムードで決勝進出。
破れた横浜は3回の5失点が最大の誤算。4〜6回は内角の球を上手く使い抑えていただけに3回の配球が悔やまれる。また打線が後半焦りからかボール球に手を出してしまう相手投手を助けてしまったが痛かった。


大阪桐蔭は計78安打か・・・確実に90はいくな。菊川投手陣なら展開次第では100もありえるかも。




というわけで決勝は
常葉菊川(静岡) 対 大阪桐蔭(北大阪)の対戦になった。
常葉菊川は何で勝ちあがれたのか分からないくらい投手陣がボロボロ。打線は打ち出したら止まらない脅威の集中力があるが、点を取れない回はあっさりしている面もあるのが不安な点。投手陣が打たれるのは間違いないので、野手が攻撃と守備でどこまで投手陣をフォローできるかが勝負の分かれ目。
一方の大阪桐蔭も5試合で78安打と打線が絶好調。特に試合後半での得点能力は目を見張るものがある。攻撃陣は確実に点を取ってくれるので、福島、奥村の継投でどこまで菊川打線が抑えられるかが鍵。
明日は最低でも片方は10点以上取る打ち合いになること必至。
予想は13−7で大阪桐蔭