いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



めしあのいちにち〈2〉 (電撃文庫)

「めしあのいちにち2」岩田洋季電撃文庫
めしあのいちにち 2 (2) (電撃文庫 い 5-23)

彼女の名前は“めしあ”。身長は145センチ、あやめヶ原学院に通う中学二年生の十三歳。見るからに幼く、子供っぽい容姿の彼女は、この世界を救うとされた小さな女の子。本人は自覚がないし、いつもにこにこと笑ってばかりなのですが……。
そして事件の始まりは、そんなめしあに送られた一通のラブレターだった。自身初めてというラブレターを巡り、クラスメイトのヴァー子だけでなく、義理の兄姉妹である保、錬子、蛍雨なども心配で心配で放っておけず──。たとえ本当に特別な存在だとしても……恋くらいしたいのです。
『護くん』コンビで贈る小さな救世主な物語、第二弾!


ベタです。
第5話も第6話も第7話もベタベッタです。
だがそれがいい
当然この作品の本筋に関わる物事を挟みながらではあるが、展開はラブコメやハートフルコメディの王道そのもの。こういう王道の話をきっちり書ききってもらえれば、面白いに決まってる。
一番面白かったのは第6話かな。登場人物とその目的だけ見るとシリアスになっておかしくないのに、笑わずにはいられないこの展開。錬子・・・恐ろしい子
ブコメベースだったのとキャラの把握も出来ていることもあり1巻より断然面白かった。この先は流石にシリアスが増えていくのかな?