いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「緋弾のアリア V 序曲の終止線」赤松中学(MF文庫J)

緋弾のアリア (5) 序曲の終止線 プレリュード・フィーネ (MF文庫J)
緋弾のアリア 5 (MF文庫J あ 5-8)

東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵――通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジの前に、犯罪組織『イ・ウー』のリーダーである『教授』がついに姿を現した。しかし、その人物はアリアにとって、かけがえのない大切な「あの人」で――。キンジに銃を向けるアリア、避けられない運命、二人の前に立ちはだかるのは全てを予知する力――『条理予知』。それはまだ始まりの終わり、舞い戻る日常、新たなる敵――。大スケールアクション&ラブコメディー第5弾!!


・・・なんか、勝ったらしいっすよ(^^;
4巻でいきなりラスボス?が出てきて「Ω ΩΩ<な、なんだってー」状態だったのに、さらにその上を行く加速でもう何が何だか。文字通りなんでもありの相手に対して、まさかそのまま特攻して勝ってしまうとは。
そこは一旦負けて這い上がるのがセオリーでしょ。様式美は大事。というか何で勝てるの? これに勝てるのなら過去4巻の戦闘は茶番? 
戦闘後はもっと凄かった。ミサイルとかツインテールとかギャグマンガかと思った。笑えなかったけど。
そんな訳で対シャーロック戦は燃えや感動など感じられる余裕も無く、ただただ唖然とするばかり。3巻までは超能力はあっても普通に人対人だったのにどうして急にインフレが進んだんだろう?
その後、突如始まった第二部のスタートは普通にキャラ小説で面白く、いくつも張られた伏線の行方は気になるけど、シャーロックさんにもレキさんにも「この先は今まで以上のカオスになります」宣言をされてしまったので、もうついて行ける自身がありません。
すみませんがここでギブアップです。


アストロノトの3巻といいこのシリーズの4,5巻といい、この先この作者の作品は手が出しづらいな(^^;