いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第92回全国高校野球選手権大会 第9日

第1試合
福井商(福井) 2−4 報徳学園(兵庫)


H8E1 スコアボードの右二つには同じ数字が並んだが、走力で差が出た。
4回5回と盗塁でプレッシャーをかけ得点した報徳学園の攻撃は見事。
四球が少なく両チーム共に外野手のファインプレーが多い引き締まった好ゲームだった。



第2試合
興南(沖縄) 8−2 明徳義塾(高知)


中盤から小刻みに得点を重ねた興南が無事二回戦も突破。
初回、興南が2点先制したがそこから流れは明徳義塾。2回3回とヒットエンドランでチャンスを広げ、2回は1点返してなお1,2塁、3回は満塁のチャンス。しかし、どちらのチャンスも興南のエース島袋が連続三振で切り抜けられると流れは興南へ。そこから大技小技で着実に加点していった興南がじわじわと明徳義塾を放していった。


5回継投してその投手が独り相撲で2失点。なんで明徳は4回で先発前田を降ろしたんだろう。2〜4回は1球の失投はあったけどいいピッチングしていて、興南の各打者が内角の球に苦労してたように見えたんだが。まあ結果論だけど。
興南島袋はピンチの時の投球術は流石。でも2回戦もストレートのキレもコントロールも春ほどではないように見えた。



第3試合
仙台育英(宮城) 10−7 延岡学園(宮崎)(延長12回)


序盤は打ち合い、中盤からは守りあいの試合は延長戦へ
6回からずっとこう着状態だった試合に決着が付いたのは12回。
仙台育英が先発投手であり中軸打者でもある木村に代走を出し勝負をかけると、ヒットとフィルダースチョイスで満塁にし、9番日野のタイムリーでついに勝ち越し。その後の犠牲フライを含め3点をもぎ取って勝負を決めた。
延岡学園はエース坂元が序盤の失点から立ち直って力投したが、最後はスタミナ切れで力尽きた。


監督は自分の責任って言ってたけど、あの緊迫した状態では下手に選手を代えると流れが変わってしまうからしょうがない。責められない。