いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「サムライガード7 決意と別れと新たな旅発ち」舞阪洸(GA文庫)

サムライガード7 決意と別れと新たな旅発ち (GA文庫)
サムライガード7 決意と別れと新たな旅発ち (GA文庫)

「あ〜、テステス、本日は曇天なり」
 スピーカーから唐突に太くて低い男の声が大音量で流れだした。
「敷地内に散らばる生徒諸君、この学院は我々?天志党?が乗っ取った」
 三方台学院恒例イベント・春の合戦祭。暁浪麗や佐々木薫子とも一緒のチームで戦い、まずまずの位置につけていた清海たちだったが、天志党を名乗るテロリストの襲撃により、突如学院ごと合戦祭が乗っ取られてしまった。
勝手な行動をすれば政財界からも多数訪れている観客を含め、大勢の人質の命はないと脅す天志党。果たしてその狙いとは……そして、清海のとるべき道とは――!! サムライガード、第7弾にして怒涛の急展開。


会話が少ないorz
会話が面白いシリーズなのに会話がなくてどうするよ。当然お気に入りの毬藻の出番も少ない。嗚呼、あのぼのぼの父風会話もっと読みたかったのに。
そんなこんなで序章から終わり臭プンプンで道中も淡々と事実だけが進んでいって、テンション下がりまくりだったんだけど、最後に持ち直した。
次から愛香&毬藻がメインの『真サムライロード』だって!? なにそれ暴走確実でめっちゃ楽しそう。弄られ役兼軌道修正役の清海がいなくなるのは大いに不安でちょっと残念ではあるけど。
後日談で匂わせたカトリーナvs雪乃も是非とも読んでみたいが、そっちはないのかな。
この巻自体はイマイチだったけど、『真サムライロード』には期待大。