いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第93回選手権 第11日

第1試合
金沢(石川) 1−2 習志野(千葉)


息詰まる投手戦かつノーエラーの守り合いは習志野の勝負強さが目立った。
習志野はヒット8本全て単打ながら、3回の先制の場面は2アウトから、7回の勝ち越しに至っては2アウトランナーなしから繋いで、好投手釜田から1点ずつをもぎ取っていった。
金沢は9回、1アウト一三塁のチャンスで初球スクイズが決まったに思われたが・・・。


個人的にはセーフティスクイズという作戦は中途半端で嫌いなんだが、監督としては完全にチャンスの目を潰さないようにとか、安全にと考えるんだろうか。




第2試合
八幡商(滋賀) 3−6 作新学院(栃木)


勢いに乗る両チームの対戦は投手の出来で差が出た。
どんどんストライクを取りに行って常に有利なカウントで勝負できた作新学院・大谷に対して、八幡商の吉中は帝京戦で見せたコーナーを丹念に突くピッチングが出来なかった。




第3試合
如水館(広島) 3x−2 能代商(秋田)(延長10回)


よく言えば守り合い、悪く言えば決定力不足の対決は、三回戦で三度目の延長の如水館がまたまた競り合いを制した。
毎試合途中から出てくるエース浜田の好投は確かに素晴らしいのだが、あれだけチャンスを逃し続けても負けない如水館の戦績が不思議でしょうがない。




第4試合
智弁和歌山(和歌山) 4−6 日大三西東京


名門校対決は日大三が序盤のリードを生かして逃げ切った。
試合全体を見ると智弁和歌山の方が押していた時間が長かったように思えたが、今日は好調だった日大三のエース吉永が序盤に作ったリードを守った。
春もそうだったのだが、吉永は好不調の波が激しい。