いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「花×華 (4)」岩田洋季(電撃文庫)

花×華 4 (電撃文庫 い 5-28)
花×華 4 (電撃文庫 い 5-28)

“あたしたちのことなんて考えず、素直な気持ちで選んでねっ!”
新学期を迎え、迫るはカップル成立率最高のイベントと謳われる学園祭。“はな”たちもクラスの猫喫茶企画の準備で、夕と二人きりに……とやる気満々。一緒に大好きなお菓子作りをして二歩リード目を狙いたい花と、一緒に考えた衣装に袖を通して学園祭本番を迎えたい華さま。果たして夕は、花がいるたべもの班と華さまの衣装班、どちらを選ぶのか……!? 
だが学園祭に潜む要素は他にもあり、夕の過去を傷つけた招かざる客の来訪で楽しい空気が一気に変わり──!?
“だぶるはな”で贈る学園ラブコメ、撮影4日目っ!


猫華さまの破壊力が凄まじい件について。
普段より一段階レベルUPした甘えぶりに、キャラに似合わない猫語。なんてあざといんだ。これはお仕置きのためにお持ち帰りしなくては そうか夕くんも猫耳スキーか。彼とはいい酒が飲めそうだw
なんて素晴らしいイベントもありつつ、花とも当然イチャイチャで学園祭準備期間はいつもの甘々ドタバタラブコメでニヤニヤしっぱなし。
しかし、学園祭本番は夕の因縁の人登場で変な空気に。
なかなか進展しない三人の関係に波風を立てることには大賛成だけど、この姿は大人中身は子供な人はどうなの。ぶっちゃけうざい。流されるままの夕にもイライラ。
そんな彼女が仕掛けた最後の劇は・・・とりあえず花が一種の天才らしいということは分かった。感覚の話を文章で表現するのは難しいとは思うけど、このシリーズの演劇や映像の話は伝わってこないんだよな(^^;
そんなことより、華さまにばかり負けフラグが立つことに気を揉んでいたところで、花にも同様のフラグが立ったことが大きい。これでまた対等になった(希望的観測のような気もするが
終わりに思わせぶりな一文が。次こそ進展がある?