いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「俺はまだ恋に落ちていない2」高木幸一(GA文庫)

俺はまだ恋に落ちていない 2 (GA文庫)
俺はまだ恋に落ちていない 2 (GA文庫)

「てんてんはかですね……貴方は馬鹿ですか!?」
「……す、すみません」
ある日、赤井は詠羅に一目惚れした後輩の相談を受ける。必死に頼み込む彼の姿に心を動かされ、赤井はやむなく詠羅を紹介することに。
デートの約束に喜ぶ後輩とは対照的に、心落ち着かない赤井、傷つく詠羅。
そんな中、前に誘った約束を恵衣美に問い詰められ、赤井は恵衣美とデートをすることに!?
「動物園。ただし、ワタシが見たいのは、……エイラだけどね」
詠羅と後輩のデートを見守ることになった赤井と恵衣美。すれ違う気持ちはどこへ行くのか!?
トライアングル・ラブコメディ第2弾!


???
主人公の思考回路と行動理念が理解不能
愛子さんにあれだけ言われたのに、本人が嫌がっているのに、なにより自分も嫌だと思っているのに何故推し進める? マゾなの?
これで恋模様に劇的な進歩があれば別の話だったんだろうけど、ごく当たり前の結論というか初めから愛子さんが言ってた通りの答えを出しただけで終わりって……この回いったいなんだったの?
結局、踊らされることになった下級生の道君が可哀想な話という認識しかなんだけど。
恵衣美vs空河なんかも勃発していたが、非情にモヤモヤした気分で読んでいたからあまり印象に残ってないや。ストーリー上意味があったとは思えない無駄に長い喧嘩のシーンは悪い意味で印象に残っているが。
1巻は面白かったけど、2巻は意味不明。これはさすがに切りかな。