いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「星刻の竜騎士 VIII」瑞智士記(MF文庫J)

星刻の竜騎士(8) (MF文庫J)
星刻の竜騎士? (MF文庫 J み 4-8)

シェブロン王国による、騎士王オズワルドの処刑決定――。聖騎武闘会を終えたアッシュたちの耳に飛び込んできたのは、そんな衝撃的なニュースだった。騎士国ごと竜族の力を手に入れようとする王国政府に、ヴェロニカを筆頭に立ち向かう騎士国。一方、〈銀光の賢乙女〉ことミラベルは、聖遺物調査のためアーニャとともにアンサリヴァン市の地下迷宮に挑んでいた。だが、彼女たちはそこで、屍灰竜や仮面の少女・クリームヒルトを連れた兵士たちと遭遇し……。美少女ドラゴンが歴史を刻む本格ファンタジー、激動の第八弾! アンサリヴァン市に今、最大の危機がおとずれる――!


はいはい安定の触手ですね。と思っていたら、その先にもっと凄いのが待ち構えていた。
アッシュさんマジテクニシャン。ハーレム王は格が違ったw


なんて、いつも通りにエロは入れつつも本編は思いっきりシリアス回。
現在の章のラスボス・ユリエルが前巻に引き続き休むことなく仕掛けてきて、アッシュは傷が癒える前で初めから満身創痍、生徒会のメンバーも聖竜騎士団も戦力外、別行動のミラベル一行は地下迷宮に閉じ込められと、まさにピンチの連続、怒涛の展開。
そして、それを打開するのは主人公の覚醒。王道中の王道だが文句のない盛り上がり。やはりハーレム王は格g(ry で、折角エーコが頑張ったのにその成果が挿絵でないのは何故ですか?
そろそろラブコメ回だろうと思っていたら良い意味で裏切られた。予想外に見どころの多い回で面白かった。
このままvsユリエルに向かって一直線?