いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「GJ部 中等部 (2)」新木伸(ガガガ文庫)

GJ部中等部 2 (ガガガ文庫)
GJ部中等部 2 (ガガガ文庫)

いつもの放課後、いつものせまい部室。梅雨の脇汗にも、残念いじりにもマケズ、元気いっぱいのGJ部中等部メンバーを見つめる冷徹な視線。それは小森さん!
四ノ宮京夜の妹・霞たちが、本家「GJ部」への憧れから設立した「GJ部中等部」。手持ちのホワイトボードを使って筆談する留学生・ジェラルディンと、ミステリアスな天使家の三女・聖羅。熱血系一年男子・ケンケンに、彼の親友である残念クール系男子・ジンジンを加えて、狭いながらも楽しい部室! 早くも新メンバー加入!? 絶好調の新シリーズ2冊目、四コマ小説36話収録!


びっくらこいた。
小森さんが本当に小さな森さんだった件。1巻の感想でした予想がまさかの的中。半分以上冗談だったのにw
で、その新キャラ・小森さんは……あれ、このハイスペックにこの振る舞いは森さん本人じゃね? 森さんなら中1サイズに変身して学校に潜入しても納得できてしまう不思議。一度“共演”しているが森さん(母)だったから森さん(娘)の可能性大か。
というファンタジーな冗談はさて置き、小森さんは森さん同様裏方に徹する姿勢なので出番は少ないが、流石の存在感。垣間見える茶目っ気と聖羅スキーぶりがGood!
他のメンバーはGJ部らしいゆるくて楽しいノリはいいんだけど、やっぱりキャラが薄め。
誰か上げるとするならケンケンか。基本はガキ、悪い意味で“男の子”な面ばかりの彼が、初めていい意味で“男の子”を見せてくれる「ケンカの理由」は良かった。でも、エア友達ネタは性格上似合わないからやめた方が(^^;
で、紫音さん関係の人はいつ出てくるんです? キョロ、天使姉妹、キララは兄弟がいるからちょくちょく話に上がるのに、紫音さんだけ欠片も出てこないのは辛いです。



祝アニメ化。ということは動く紫音さんが見られると、ほう。