いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「僕と彼女のゲーム戦争4」師走トオル(電撃文庫)

僕と彼女のゲーム戦争 (4) (電撃文庫)
僕と彼女のゲーム戦争4 (電撃文庫)

前回の雪辱を晴らそうと、ライバルの駿河坂学園子遊戯研究部から挑戦状が届く。部長・天道をはじめとした現代遊戯部の面々は、その挑戦を喜んで受け、決戦へ向けて動き出す。岸嶺も猛特訓を始めるのだが、思うように上達しないことに不安を覚え、ある決心をする。それは、強者どもが集まるというゲームセンターでの武者修行なのだが……。
ますますヒートアップするゲーム戦争。今回登場する実名ゲームは、誰もが知る、あの有名格闘ゲーム。リアルなゲームプレイシーンに、血沸き、肉躍ること間違いなしっ! 乞う、ご期待!!


師匠が女子中学生……だと!?
部室でもゲーセンでも教えを乞うにも大会でも常に美少女とゲームをしていると岸嶺君は我らぼっちゲーマーの敵以外のなにものでもない。爆発しろ!
しかし、そもそも男が岸嶺以外おっさんしか出てこないってどういうことなの?と思うくらい対戦相手を含めて女子ばかり出てきたのに、残念ながら今回はラブコメ成分少なめ。杉鹿が数回軽くヤキモチ妬いてた程度か。師匠の存在が部員にバレたりしたらラブコメ的に面白うそうだったんだけどなあ。
本題のゲームは最初から最後まで格ゲー一色。しかもいくつかのゲームが出てきたこれまでと違い、スパIV AEの一本のみという力の入れよう。一人だけバーチャやってた人がいたけどw
これに関しては格ゲーには全く興味がないので「へー」以上の感想がない。
それにしても扱われるゲームがどんどん守備範囲からかけ離れていくなあ(^^; 作者近影下のコメントを読む限り趣味が全く合わないということはないと思うんだけど。次のゲームは予告されていないので、淡ーく期待しよう。でも、この作品でパワプロとかウイイレとかスポーツゲームが出てくることはないんだろうなぁ……。