いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「オレを二つ名で呼ばないで!4」逢上央士(このライトノベルがすごい!文庫)

オレを二つ名(そのな)で呼ばないで! 4 (このライトノベルがすごい! 文庫)
オレを二つ名(そのな)で呼ばないで! 4 (このライトノベルがすごい! 文庫)

ついにやってきた夏休み! 次の大イベント・合同文化祭の下見も兼ねて、レジャーランドにリサーチにきた新たち二つ名研究会一同。水着姿の女子部員にドキドキするけど、リサーチだから平常心! そして文化祭の出し物を“お化け屋敷”に決め、準備を進める新たちだったが、リハーサルの直後に仕掛けの数々が無残にも破壊されてしまう。一体何が起こったんだ!? 女子部員も増えて、新のハーレム展開も見逃せない!! 学園アクション・コメディ第4弾!


夏休み〜文化祭準備編
アクション少なめのラブコメ回。ヒロイン多数のハーレムものなので、ラブコメ成分が多いのは嬉しい。
それはいいとして、このハーレムまだ増えるのか! 某触手作品より増員ペース早いんじゃないか?w
今回は出だしが前回の最後を引き摺って新が不調。いつもと違う流れになるかと思いきや、即復活。流石ハーレム王は格が違った。そればかりかそれがきっかけで王もヒロインズも恋心を自重しなくなった。
その流れで正妻?戦争も激化。正攻法で攻める静華と猫耳メイドという最終兵器を出してきた瑞帆(スカートの中が四次元ポケットなのが素晴らしい!)が二強か……ん? もう一人メインヒロイン候補がいたような。
サブヒロインズの中でも一番影が薄いかと思われた鴛鴦ですらラッキースケベ要因としての地位を確立しているというのに。このままでは新メンバーにすら負けますよ、美美さん。2巻連続で表紙に居るのにこの存在感の無さは泣ける。
話としては新の優しさと男気、女の子の友情が感じられる後味のいい話。分かりやすく青春してくれるのがこのシリーズのいいところ。
さて、次は……ってこれ、まだ文化祭の準備段階なんだね。本番は順番にデートですね、わかります。