《豹》の侵攻から一ヶ月。族都に凱旋した勇斗は、冬に備えて用意したコタツに入り、ほっと休まるひと時を過ごす。だがそんな折にもさまざまな出来事が。アル&クリスは波乱含みの学校生活を送り、ジークルーネは山賊討伐でかつてない"強敵"と遭遇。さらに現代では美月がユグドラシルの謎に肉薄し……!? ますます目が離せない覇道ファンタジー第5弾!!
初の短編集。
半分は短編集らしくキャラクター掘り下げの日常編で、もう半分は次への準備編(主に不穏なフラグ立て)といったところ。時系列にも前後が無いのであまり短編集という感じはしなかった。
注目アイテムはコタツ。古代でも強すぎて誰も敵わないw
ACT 1 粘土板の家の雌狐たち
奴隷少女エフィーリアの学校での様子。
小学生くらいの年齢でも女の子は立派な女というお話。おー怖い怖い。
でも、その中にひとり天使がいた。裕福だったことも虐げられたこともある彼女だからこそ出来る、気遣いなんだろうな。幸せになって欲しい。
目次前の人物紹介が「エフェーリア」になってますよー
ACT 2 戦いの狼
ジークルーネ、野良エインヘリアルと大狼との二連戦
短編集なのに予想外の緊張感。特に二戦目のヒリヒリ感は本編の戦闘以上かも。
報酬はマスコットキャラクターですかw
ACT 3 fly me to the moon
美月さん、ある人に問題を相談する(現代の話)
サヤ姉何してはるんですか。まさかまさかのクロスオーバーにビックリ。
その話の内容にもビックリ。こちらからも不穏な伏線を張っていくのか。
あ、瑠璃ちゃん。あれだけはやめた方がいい。とんでもなく苦労するから。
ACT 4 空回りのふいご
イングリットさん、今日も元気に空回る。
当ててんのよキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!! って効果なしかよ! ちゃんとあるのに……。朴念仁じゃなくて不n(ry
意外にも唯一のラブコメ。通常回の方がまだラブコメしてるってのも珍しい。
ACT EX シャールヴィの受難な日々
〈雷〉若頭補佐の苦悩
ステインソールのでたらめな強さを強調する話。
それに対してどこかのお兄さんは……
ステインソールのラスボス臭とフヴェズルングの圧倒的小物臭。落差が凄いw
Prologue〜Interlude〜Epilogue
帰りたい勇人にとっての再重要人物登場(多分)
その人物にこんな姿させるなんて、作者も人が悪い。
動揺しまくるであろう勇人を見た女性陣の反応が楽しみ。