いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「アクセル・ワールド20 ―白と黒の相剋―」川原礫(電撃文庫)

アクセル・ワールド (20) ―白と黒の相剋― (電撃文庫)
アクセル・ワールド (20) ―白と黒の相剋― (電撃文庫)

「――行くぞ、レイン!!」「――来い、ロータス!!」
加速世界にあまたの悲劇と混乱をもたらしてきた謎の組織《加速研究会》。その表の顔は、六大レギオンの一角として港区エリアを支配する白のレギオンオシラトリ・ユニヴァース》だった。
全ての元凶にして黒幕、白の王《ホワイト・コスモス》との決戦を前に、黒雪姫率いる《ネガ・ネビュラス》は赤のレギオン《プロミネンス》との合併会議に臨む。実に三倍もの規模を誇る大レギオンの全貌を初めて目の当たりにし、圧倒されるハルユキだったが、会議は序盤から思わぬ展開を辿り……!
「シルバー・クロウ!! ネガ・ネビュラス代表として、オレと戦え!!」

トリリード君はやんごとなき人物だったのか。帝城内部にいた理由は実に単純明快だったわけだ。
そうすると逆に、彼に戦い方を教えたエッジの正体の謎がさらに深まる。黒雪姫の切り札のことといい、エッジは一体何者なんだ。黒、双剣、無敵……うっ、頭が
それはさて置き、今回やっと白のレギオンとの直接対決が、、、赤との合併会議が先? 引っ張るなあ。
一悶着あったけど文句のない形で合併して、さあ領土戦だ、、、青の双子との打ち合わせ? 引っ張るなあ。
双子を落としつつ、力強い仲間の存在も確認して今度こそ、、、沖縄のフラグここで出すの? 引っ張るなあ。
……いつまで引っ張るんだよ!
ようやく始まって前哨戦でちょっとした小競り合いしたところで次回へ。相変わらずの亀進行、いつものアクセル・ワールドでしたとさ。はあ。
おまけにメタトロン様は最後に顔見せしただけだし、二人きりになるようなシーンがないから可愛い黒雪姫分も補給できないし、ストレスの溜まる回だった。
戦い始めているので次こそ熱い展開になるはず。と前巻の感想でも言った気が(^^; 流石にここから回想シーンとか挿んで引っ張ることはないと信じたい。