いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



別冊 図書館戦争〈1〉

「別冊図書館戦争I」有川浩アスキー・メディアワークス
別冊図書館戦争 1 (1)

アニメ化御礼ベタ甘全開スピンアウト・別冊シリーズ第一弾!
武闘派バカップル恋人期間の紆余曲折アソート!
※恋愛成分が苦手な方はご健康のために購入をお控えください。

甘さとポディションから言って「空の中」「海の底」における「クジラの彼」的な作品。まぁスピンアウトだしねw


甘っ! そして郁 恐っ!! 悶え殺す気か!!!
第二話で柴崎が言った言葉「手強いわー、二十六歳純粋培養乙女・茨城県産」がこの作品の全てを物語っている気がする。登場人物がちゃんとした大人達なのに、なんですかこの一昔前の少女マンガのような甘さは。特に郁。そのなりで少女マンガのヒロインのような振る舞いはやめてくれ。ギャップ凄すぎで悶死するから。
郁の手強かったけど、同僚手塚(♂)の可愛さも異常。基本は堂上×郁の話なので出番こそ少ないが、出てくる度にその可愛さをアピール(←なんか間違ってる気がw)。仕事の上ではあれだけ優秀なのに、柴崎に対する時のおっかなびっくりな感じや「そういう知識はまるでありません」と公言するような天然ぶりはある意味郁を超える破壊力。お風呂の会話は素で吹いた。
もうとにかく終始ラブ全開で、にやけっ放しの気持ち悪い人にされてしまったw
あとがきによると次は堂上と郁二人以外の登場人物にもスポットが当たる模様。手塚×柴崎の話があるといいなぁ。



意識のすり合わせ、意向のすり合わせ、認識のすり合わせ・・・有川作品には「すり合わせ」がよく出てくるけど、今回はいつにも増して多かった。初めは全然意識してなかったけど、最近は使われる度に良い言葉だなと。どちらか一方が合わせたり一方的に認識したりではもちろんなく、「歩み寄り」や「譲歩」のように譲る=自分は我慢というニュアンスも含まない。「相互理解」だと堅苦しいし、他にピッタリくる言葉が見当たらない。気に入って(るかどうかは知りませんが(^^;)何度も使うのもうなずける。

第一話↑と第二話↓

図書館戦争
・予想以上にコメディタッチ。
・声のイメージは悪くない。冒頭はメディア良化隊員の声優が棒読みでズコーだったけどw
・ギャグでもないのに時々線が太くなるのはなんでだ?
・柴崎のキャラデザだけ絶対に許せない!


とりあえず(消極的)継続。ホント柴崎だけはどうにかならないかなぁ(-ω-;)



「アリリリ」
ある意味重要人物トラヴァスさん登場。ってはえーよw まぁ1話の時点で色々すっ飛ばしてるからなぁ(^^;
絵は・・・絵が・・・う〜ん、全部見る気ではいるけどHDDに録っておく必要はないかな。