いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



高校サッカー

藤枝東(静岡) 2−3 大津(熊本)


予想以上に善戦したけどやっぱり無理か。
県大会と比べて攻撃はだいぶ良くなってたけど守備は相変わらずダメ。
特に左サイドがザル。ボールを持っている選手との間を空けすぎで、上手い選手なら簡単にクロスを上げられる。案の定2点目も3点目もそこをつかれて取られたわけだ。
県大会から何で4試合も完封なのか不思議だったけど、ようはサイド攻撃が得意なチームと当たらなかっただけか。
でもまあ、県大会準決勝(事実上の決勝)観た時は初戦敗退濃厚だと思ってたから、一つ勝って優勝候補にも善戦したから上出来かな。

ANGEL+DIVE (3) .LOVENDER (一迅社文庫)

「ANGEL+DIVE3.LOVENDER」十文字青一迅社文庫
ANGEL+DIVE〈3〉LOVENDER (一迅社文庫)

灼熱の業火に見舞われたあの事件から間もなく、心身ともに受けた痛みに葛藤しつつも、それぞれの道を歩み始める夏彦たち。
――そんな中、長らく闘病中だった夏彦の姉・春の容態が、突如快復する。元々活発な彼女は積極的に闘病前の生活に戻ろうと試み、また、夏彦の友人・桜慈との間にも新たな関係を築き始め……。
桜慈と真鳥姉妹が抱える不可解な過去の真相とは!? そして“エンジェルダイブ”とは一体何なのか!? 衝撃の“1990年久堯市編”完結!!


いきなり化けたなぁ。これは凄い。
3巻は夏彦の姉 春と友人 桜慈の初々しくも切ない恋の物語。
波のある春の容態と見え隠れする真実にどう見ても“束の間の幸せ”にしか見えない二人の姿が涙を誘う。
そんな中、依慧の口から語られるエンジェルダイブの真実。そしてそれに飲み込まれていく二人の恋は切なさだけを増していく。春の心境を考えるとエンジェルダイブ抜きでも切ないのに、この追い討ちは胸を締め付けられる。
そしてそんな二人が迎える衝撃のラストは・・・・・・絶句。ある程度は予想できたけど、ここまでとは。
エンジェルダイブの真実以外にも、夏彦には徐々に200Xの面影が出てきたり、異能者たちの繋がりが見えてきたりと、停滞気味だった物語も加速し、この本単体でもシリーズとしても大満足の一冊。
エンジェルダイブがなんなのかが分かった事で一層深まった謎も多いし、続きが楽しみでしょうがない。第二部は何年後が語られるんだろう?