いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ロクでなし魔術講師と禁忌教典6」羊太郎(富士見ファンタジア文庫)

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (6) (ファンタジア文庫)
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (6) (ファンタジア文庫)

「グレン君。キミ、クビね」「え?」
講師として頑張ることを決意した矢先の解雇宣告。クビを回避するには自腹での古代遺跡の調査が必要で――金欠のグレンが思いついた手段は……「お前らはもっと世界を知るべきだ!」生徒を利用するという相変わらずロクでもない方法で!?
「私にお手伝いさせてください」天使ルミアの厚意で生徒たちの協力を得られたグレンだったが……「私もついていってやるよ、グレン」なぜかセリカも同行することに!?
「絶対、何かロクでもないこと企んでやがる……ッ!」
遺跡に眠る世界の深淵に触れた時、家族の絆が試される!!

ついに公式もルミアを天使だと認めてしまったか。
グレンを助け、リィエルをあやし、システィにそっと手を差し伸べる。天使というより慈愛溢れるお母さんかな。今回メインのセリカよりもお母さん感あった。何はともあれ久々のルミアの活躍が読めて満足。
そんな訳で今回は天の智慧研究会絡みの事件は一旦お休み、グレンの師であり母でもあるセリカの秘密に迫る第6巻。
短編集(特に最後の話)はこの巻のプロローグだったのか。その辺りの繋ぎとか、ギャグとシリアスのバランス感覚だとか相変わらず実にソツがない。ストーリーの方も、仮初の親子でも積み重ねてきたものが確かならば真の家族に成れるという、王道の話をきっちり書ききってくるその筆力に感服。……そんな優等生だから毎度特に書くことなくて感想に悩むのよね、この作品(^^; まあ普通に面白かったんだけどね。
ところで、調査の最後があれでグレンは論文を書けるのか?

J1 1stステージ終了

J1 第17節
磐田 3−0 仙台



アダイウトン大暴れ!
去年は良く見た光景だけど、J1では初?


これにてJ1ファーストステージ終了。鹿島さん優勝おめ。
磐田さんは勝ち点23の8位。いけるやん!
降格圏16位湘南との勝ち点差が7。こうしてみると前節湘南に負けたのが本当に痛い。せめて引き分けていればタラレバニラレバ