いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「安達としまむら7」入間人間(電撃文庫)

安達としまむら7 (電撃文庫)
安達としまむら7 (電撃文庫)

しまむらと付き合うってことは、うーん、まず、い、一緒に登校するとか……で、いいんだよね……。でも、何時に迎えに行けばいいのかな。自転車どうしよう……しまむらは歩きだし。……早く学校始まらないかな。
安達と付き合うことになったけど……、何か今までと変わるのかなー。……安達は変わるんだろうか。でも、付き合うってどうすればいいんだろ。うーんよくわかんないな。大丈夫なのかね。
お祭りでの告白から、彼女と彼女になった二人。夏休みも明けて新学期。これまでとちょっと違う高校生活が始まる。


夢のシーンが多くて何だかちょっとスピリチアル……と少々の水増し感w
それはそれとして、
想像をはるかに超えてイチャイチャだった。ブラボー!
もっとギクシャクするものかと思っていた。安達は「彼女」になったことで暴走状態に拍車がかかり、なんとなしに応えただけのしまむらとの感覚のズレが大きくなることを危惧していた、というよりそういう展開しか想像できなかった。
ところがどっこい、しまむらが上手いこと安達を転がしていた。このスケコマシめ!(但し同性)
しまむらが安達が暴走している理由をちゃんと理解しようとしていて、それを踏まえて行動し始めたことに驚きを隠せない。おかげで大変ニヤニヤ度の高い空間になっていた。ありがとうしまむら。まあ安達の重さが相変わらずだから、またどこかで暴発か何かするんだろう。だから今はこの幸せを噛みしめよう。
次回、修学旅行編。二人のズレは大きくなるのか小さくなるのか。安達が落ち着けば即解決なんだけどね、ないよね(苦笑)