いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「自分の仕事もできずに、罰を与えてもらえるなどと思うな」

OneRoom第6話「桃原奈月はほっとする」
花火大会が障害物なく真正面に見えるとか、いいとこ住んでんな。間取りも結構広そうだし家賃はかなり高そう。ていうか前と部屋が違うじゃん。セイレンみたく違う世界線じゃなくて主人公は別人なのね。
……ヒロインはまともに視てないっす(^^; すみません、可愛さが欠片も伝わってきません。

「魔法科高校の劣等生 (21) 動乱の序章編 〈上〉」佐島勤(電撃文庫)

魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉 (電撃文庫)
魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉 (電撃文庫)

二〇九七年三月。
南米大陸で戦略級魔法『シンクロライナー・フュージョン』が使用された。それを契機に、世界に吹き荒れる動乱の嵐が、日本にも押し寄せようとしていた。
翌月。
国立魔法大学付属第一高校三年生に進級した達也と深雪の元に、十文字家当主・十文字克人からの招待状が届く。
十師族、師補十八家の若手を集めて、自分たちを敵視する風潮に魔法師としてどう対処すべきかを話し合う為の会議に二人を招待する正式な書状。
それが達也を、更なる波乱の日々へと誘う。

水波ちゃんはMだった。



三年生編スタート。新入生を紹介しつつきな臭い世界情勢を見せていく内容。
今年の新入生は可愛げがあるね、去年と違ってw それだけに二人とも理不尽に嫌な目に合されそうで気の毒。
世界情勢の方は、東西南北、近くにも遠くにもこんなに悪巧みしている奴がいますよ。という達也の障害になるカードを次々と提示していった。いや「達也が超えるべきハードルを設置していく」の方がしっくりくるか。要するに伏線張りに終始するいつもの上巻。
問題は下巻でどれだけそのハードルを突破してスッキリさせてくれるかという一点に集約するが、巻タイトルが「序章編」だし、あとがきには1巻にまとめるつもりだったという発言もあるし、それほどスッキリする下巻にはなりそうにない。「さす兄」はしばらくお預けかもしれない。
最後の会議も一つのハードルだったんだろうか。いまさら孤立と言われてもなあ。達也の場合むしろ戦いやすくなるんじゃないか?
ところでレオはどこ行った? 名前さえ出てこなかったけど。