いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



猫泥棒と木曜日のキッチン

猫泥棒と木曜日のキッチン

猫泥棒と木曜日のキッチン

ハードカバーだし内容的にもライトノベルじゃないんだけど・・・カテゴリー増やすのめんどいからまぁいっかwww


「毛布お化けと金曜日の階段」と同じシリーズ物として考えていいのかな?
さすが橋本さん、相変わらず猫バカぶりは発揮してくれていますw
日常を描いた作品だけど、どこか壊れてるというか歯車が欠けているというか・・・まぁそんな感じ。
帯には「捨てられた子どもたちと捨てられた猫たちの物語―。」とあるけど、どちらかというと子が親を捨てたと言う方が合ってる様な・・・と思ったらあとがきで作者も同じ様な事書いてました(^^;
17歳の少女少年(少女がメインだから逆でw)の話なのですが、色々な意味で「強い」。17歳の自分はこんなに強くなかったし、同じ様な状況になったら目を背け逃げ出すかあたふたするだけだろうなと思いながら読んでました。
ラストもいい感じにハッピーエンドだし(やっぱり物語はハッピーエンドが一番!!)、普通に誰にでもおすすめ出来そうな本なんだけど、残念なのはどこにも置いてないんだよね。もうネットで探すしか無いのかな〜?
どんな意味があるのか分からないけど、わざわざハードカバーで出したりするからこんな事になってるんですよ、メディアワークスさん(´・ω・`)