いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



てくてくとぼく

てくてくとぼく。旅立ちの歌 (富士見ファンタジア文庫)

てくてくとぼく。旅立ちの歌 (富士見ファンタジア文庫)

作者が「魔法遣いに大切なこと」小説版の人だったので、ブックオフで200円で購入。


塔の街に住み発条(ゼンマイ)職人として生きる少年セイ。かつて旅人だった彼は、知り合った少女リーゼと地下の遺跡で罪人(カリヨン)と呼ばれる禁忌の存在を発見する―――。


1巻で完結するものだと勝手に思ってたら続き物だった。
序盤から中盤はこの作者らしい、ほのぼのというかほんわかとういかそういうムードが流れていて、とてもいい感じだったんだけど・・・。
最後は理不尽な世間に抗おうとするも太刀打ちできずに逃げただけ。
続くのはいいけど、街を出ちゃった時点で負けのような気がする。
それとメインのキャラよりサブキャラ(街の人)の方が個性的でいいキャラだっただけに、2巻が心配><