いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



紅牙のルビーウルフ2 面影人魚

「何?この小動物」
今にも泣き出しそうな少女の顔を、不思議そうにのぞき込み、ルビーウルフは思わず口にした。
5つめの神具、<全知の書>が見つかった。ミレリーナからのその知らせを受け、隣国トライアルに趣いたルビーウルフとジョイド。彼らを待っていたのは、美しい銀髪を持つ少女、キアラ・フォレスターだった。自分の名前のほかは多くを語らず、常に何かに怯えたようなキアラに、違和感を感じるルビーウルフ。
キアラの持つ神具は本物なのか?そして彼女の隠す真実とは?―何もかもわからないまま数日が過ぎた夜、ルビーウルフの寝所を何物かが襲撃してきた!
狼王女ルビーウルフの冒険譚、第2弾が幕を開ける!

ファンタジア長編小説大賞準入選作の続編
王道ファンタジー


1巻で綺麗に終わってる感じがあったので、期待半分不安半分で読み始めたけど、気付いたら一気に読み終わってた。
やっぱりキャラに魅力のある作品は面白い!
この作者が書く女性キャラはそれぞれタイプは違えど、強くて芯があってホントに魅力的。
特にルビーウルフの時々見せる女の子な一面が堪りませんな(爆w)
それに対する男性陣のダメっぷりもなかなかw
やる時はやってくれるんだけど、みんな頼りないタイプなんだよね(^^;
ラストは帰ってきてめでたしめでたしだと思ってたら、いい意味で予想を裏切られた。その問題も始末してくれるとは!
意外かつ綺麗な終わり方で満足^^


次は(おそらくあると思うけど・・・というかあると信じてますw)
リゼリルを敵にして大立ち回り?
前代未聞!『女王が神具で山を切り開く土木工事ファンタジー』でも面白いかも(マテw


( ⌒O⌒)っ【 ■■■■■■■□□□(7点)】