いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



流れ星が消えないうちに

流れ星が消えないうちに

流れ星が消えないうちに

つらくって一睡も出来なくても、朝は来るし。涙が涸れるほど泣いてても、やっぱりお腹は空くもので。立ち直りたいなんて思ってなくても、時間はいつでも意地悪で、過ぎ去った日々を物語りに変えてしまう―
玄関でしか眠れないわたしと、おバカな僕と、優しすぎる彼を繋ぐ「死」という現実。深い衝哭の後に訪れる、静かな愛と赦しの物語。

工エェ━━( ̄ェ ̄;ノ)ノ━━…
そんなバカな!猫が出て来ないなんて!!
絶対猫が出てくると思ったから、猫の日に読んだのに〜(大嘘w)
橋本すぇんすぇいが裏切った〜。・゚・(つД`)・゚・。(マテマテマテw



さてバカな感想はこのくらいにしてw



作品の内容は
『猫泥棒と木曜のキッチン』×0.3+『半分の月がのぼる空』×0.7+5年−猫−あとがき
でも印象は
『猫泥棒と木曜のキッチン』×0.8+『半分の月がのぼる空』×0.2
人の「死」を題材にしているので、かなり切ないです。
奈緒子と巧、二人の一人称で書かれていて(章毎に入れ替わる)感情移入がしやすく、登場人物も多くないので、それぞれ丁寧に書かれている印象です。
作者がHPで言っているようにただの青臭い青春小説だし、ライトノベルのようなすっきりした読了感はないけれど、
読んだ後に少し何かが心に残って、そして少し何かを考えさせてくれるような作品でした。



それにしても絵が無いのは全く気にならないのに、あとがきが無いのがこんなにも違和感があるなんて・・・ラノベに毒されてるな〜w
そうか玄関なら寝れるのか・・・試してみるかな(マテ