いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン

春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン (ファミ通文庫)

春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン (ファミ通文庫)

「あなたの名前は?」「は、はい。久堂春音。戦術科1年生八番です」トイレで居眠りしたあげく『練女の至宝』一ノ瀬先輩と廊下で激突? という情けない出会いをした春音。この時、彼女は予想もしない未来への扉を開けてしまったのだった―。2272年。MAPLEの誇る女性士官養成学校、通称『練女』。“機動装甲(モバイル)”を疾駆し命を賭して戦う未来のため、過酷な訓練に励む少女達の汗と涙の友情と熱血の日々。俊英が瑞々しく描く青春学園ストーリー開幕!

よくある宇宙人侵略タイプのロボットアニメをマリみて風にした感じ。
でもメカは二の次三の次で、全寮制の女学園での生活が話のメイン
自分に自信が持てない主人公春音といろんなことが“完璧なお嬢様”だけど自分の気持ちを相手に伝えるのは苦手な先輩一ノ瀬沙希の不器用な交流を軸に話が進んでいく。
ここまでやるか!ってくらいに春音を鬱状態に追い込むので、読んでるこっちがハラハラドキドキする。
やっとのことで春音と沙希が打ち解けて、これからどうなるか非常に気になるのだが・・・この作品すでに打ち切りが決定してるみたいで残念_| ̄|○