いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ネクラ少女は黒魔法で恋をする〈2〉 (MF文庫J)&制覇するフィロソフィア (スーパーダッシュ文庫)

ネクラ少女は黒魔法で恋をする 2熊谷雅人MF文庫J
オンライン書店ビーケーワン:ネクラ少女は黒魔法で恋をする 2

空口真帆、通称黒魔法。特技(?)と趣味は黒魔法。新学期も去年と変わらないスタート……のはずだったのだが、二年生の真帆は少しだけ違っていた。朝に見かけた一之瀬先輩がちょっとだけ(ほんとにちょっとだけ!)気になるので、演劇部に参加してみようかと考えているのだ。勇気をふりしぼって演劇部が集まる体育館を訪ね、あたたかく迎えてもらうことができた。しかし、演劇部には廃部の危機がもちあがっており、新入生からの部員獲得と顧問の先生獲得のために、真帆も手伝うことになる。「ここはひとつ黒魔法でがばっと人寄せを!」と奮起する真帆だったが、儀式を男の子に目撃されてしまい……!? ハートフル黒魔法コメディ第2弾!


1巻に比べていきなりファンタジー色が強くなってしまって困惑したというのが率直な感想。
1巻の最後に失われたはずの記憶が突然戻ったり、2年生になったら大した説明もなく生徒会が演劇部を潰そうとしてたり、どうも説明不足なところが多いのが気になる。
あと初めから嫌味な敵役として出てきた生徒会はムカつく内容でも理解できたが、不良少年の行動理念が理解できないので不快に感じた。
前回同様真帆の成長過程というか心理変化は丁寧に書かれていて良かったし、真帆がたまに口にするブラックな言葉や姉妹の会話は面白かったけど、全体的に見ると1巻の方が良かった。


次は演劇部vs生徒会でいくのかな?




制覇するフィロソフィア定金伸治スーパーダッシュ文庫
オンライン書店ビーケーワン:制覇するフィロソフィア

帝(すめらみこと)を目指す娘達が集う帝塾は日本国の礎である。当然入塾も困難とされていたが御間城 和(みまき やまと)と水縄皆見(みなわ みなみ)はいとも簡単に試験を突破してしまった。そのことで注目を浴びてしまった和は十三房筆頭に呼び出され、帝室の宝物である“玄理の箱”を取り戻すことを命じられる。しかしそれこそ現帝の陰謀であった、帝の器を築くための死闘を繰り広げる帝塾で狙われた二人は生き延びられるのか!?

女版男塾みたいなもの・・・らしい。男塾を読んだ事がないので私には分かりません(^^;


ゴメンナサイm(_ _)m こういうノリの作品は苦手です
序盤は日本語がおかしくて(文法ではなく意味が)徐々に設定を理解してくるとその意味のおかしさの理由はわかるけど、今度は特殊な読み方させるものが多くてなかなか読み進めない。そしてノリについていけないから、それがドンドン苦痛に。
そもそも少年漫画の「とりあえず戦っとけば売れる」見たいな風潮が嫌いなんだよなぁ
所々の小ネタでは笑わせてもらったけど、はっきりいって面白くなかった。
まぁいっか250円だったし