いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



吉永さん家のガーゴイル9 (ファミ通文庫)

吉永さん家(ち)のガーゴイル 9田口仙年堂ファミ通文庫
オンライン書店ビーケーワン:吉永さん家(ち)のガーゴイル 9

ガーくんが動かない! 吉永家の、いや御色町の守り神であるガーゴイルの全機能が止まってしまった。通りすがりの人を守りきれなかった事が引き金となったが、さらに深い事情がありそうだ。心配した双葉と兎轉舎のイヨは、ガーくんの意識を取り戻すため、記憶発掘装置で昭和20年の日本へ時空移動する! 一方、現代に残った和己達はマント姿の不思議な青年と出会い、同時にご町内の不穏な空気を察知して……。ハートフルコメディ第9弾は『コッペ』特別短編付き!


ガーゴイル初の上下巻構成の上巻。双葉とイヨさんだけ過去にいって、過去と現代の2元中継。
現代っ子の双葉が戦争を体験して戸惑う姿や成長していく姿がとてもいい。
微妙だった8巻に比べると大分面白かった。
ただ戦闘シーンが多めなのがちょっと。ホームコメディの方が好きなんだけどなぁ