いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



DDD 1 (講談社BOX)

DDD 1奈須きのこ講談社BOX)
オンライン書店ビーケーワン:DDD 1

感染者の精神だけでなく肉体をも変貌させる奇病、アゴニスト異常症患者――俗に言う“悪魔憑き”が蔓延る世界。左腕を失った男、石杖所在と、漆黒の義手義足を纏い、天蓋付きのベッドで微睡む迦遼海江の二人が繰り広げる奇妙な“悪魔祓い”とは――!?


とりあえず奈須氏が妹萌なのが再確認できました!(ぇ?w


序盤は予想以上に苦労した。登場人物と設定を理解するのもあるけど、それ以上にフォントが違うとこんなにも読みにくいとは思わなかった。でも登場人物と設定を大まかに理解しフォントにも慣れた2話目からは、どんどん物語に引き込まれ、そのおかげでミステリで散々経験してきたはずの使い古された手法に嵌るという失態?を(ノ∀`) さすがにほぼ同じ手法だった3話目は気付いたけど。
ホラー系とか伝奇ものとかがあまり得意でない私でも物語に引き込むこの作者の筆力はさすが。特に読者に情報を与えすぎず隠しすぎず、過不足なく与えるさじ加減が絶妙。物語にのめりこんで騙されても、慎重に読んでトリックを見破っても、どちらにしても楽しめる良作。


内容に対する感想を全然してないや・・・まぁいいか


〜余談〜
脳内マトさんボイスが榊原良子だったのは私だけではないはずw