いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

数学ガール結城浩ソフトバンク クリエイティブ)
数学ガール

プログラマの数学』の結城浩が贈る、魅惑の数学物語。美少女ミルカさん、元気少女テトラちゃん、それに僕。三人の高校生が数学にチャレンジ。数学を楽しみ、学ぶことについて考え、異性へほのかな思いに心を動かす……。オイラー生誕300年記念出版。


内容を見ても扱っている数式のレベルを見ても、これは数学が好きな人が読んで楽しむ本(母(本好き、数学は好きでも嫌いでもない)に見せたらペラペラめくった後「読みたくない」の一言)
自分自身、数式をこね回すのは好きだったので、“僕”の楽しさがよく分かる。嗚呼、懐かしき赤チャートw
脳のいつも使っていない部分を働かせた気がする。そして久しぶりに数学的な気分に浸れて幸せだった。



数学的観点からの感想はいっぱいありそうなので、ラノベ読みらしく萌えの観点から見てみよう思ふ。


ミルカさん
同級生の才媛。黒ロング+眼鏡。とにかく頭がよく説明好き。回りくどい解法の多い“僕”と実にスマートな解法のミルカさんの対比がミルカさんの優秀さを強調している。
なのに性格はかなり直情的。感情も表に出やすく表情豊かで、才女のイメージとのギャップがたまらない。ギャップ萌え万歳!ヽ(´▽`)ノ


テトラちゃん
下級生の女の子。ショート+小柄。軽く天然で子犬属性。典型的な妹キャラ。
茶店プラネタリウムでは“お約束”もきっちりこなしてくれる、どこへ出しても恥ずかしくない萌えキャラ。


と、それぞれに萌え要素も持ってるのだが、それ以上に二人とも理系少女なのがポイントが高い。理系男子にとって自分の専門分野の話の通じる、または話を一生懸命聞いてくれて理解してくれる理系女子というのは理想だろう。それで尚且つ器量良しとなれば(*´Д`)ハァハァ
というわけで、二人とも素晴らしい萌えキャラだ!(特に理系男子にとって)。個人的な好みはミルカさんだけど。


嗚呼、何で高校時代にミルカさんみたいな人に出会えなかったんだろう(無茶言うなw
そうしたらもう少し楽しい高校生活になっただろうに・・・
以上、高校時代にいい思い出がない人の愚痴でしたw