いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



りっぱな部員になる方法。〈1〉紙ヒコーキと四次元黒板 (集英社スーパーダッシュ文庫)

「りっぱな部員になる方法 1)紙ヒコーキと四次元黒板」午前三時五分(スーパーダッシュ文庫
りっぱな部員になる方法。 1 (1) (集英社スーパーダッシュ文庫 こ 1-1)

この世の謎を追い求め、解き明かすんぽがミステリー研究部――のハズが、尽夜野学園1年・久瀬守が入ってしまったのは、怪奇現象を否定しまくる部長や、自称・幽霊な先輩達&クラスメイトの小春ちゃん(妹にしたい♪)で構成された……なんかヘンだぞ、この部活!?「ていうか、この部の存在がミステリーですよ!!」守のツッコミが、今日も部室にこだまする! そんなある日、学園七不思議の1つ“四次元黒板”にまつわる事件がミス研に舞い込んで――!? 基礎からはじめる、七不思議♪
学園ラブコメ・ミステリー味――ここに開演!!


面白かった、、、第一幕は
偉そうな部長と何らかの能力を持つ部員達。どこかで見たことがある構図だけど、バカらしくて笑える内容、濃いキャラ達のボケと主人公の少年のテンポのいいツッコミ、そしてひどい二段オチ(←誉め言葉)。そのまま続けてバカやってくれれば「これは面白い!」と素直に思えたのに・・・
問題の第二幕は強引な推理に強引な展開、小ネタ(というかパロディ)も露骨過ぎて笑えない。そもそも学園ラブコメ・ミステリー味にアクションはいらないだろうに。そしてなにより気に入らないのが第一幕から豹変した部長。前半の自信たっぷりな態度からは考えられないヘタレっぷりに萎えた。古くは鳥坂先輩に始まり、水前寺、ハルヒに至るまで偉大な?先人達を見れば分かるように、やっぱり変な部活の部長は偉そうじゃなくちゃダメ(偏見か?w)
1)ってことは次もあるのかな? 第一幕のテイストがメインならかなり楽しめそうだけど、アクションメインになるなら読む気がしないなぁ