いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ぷいぷい!7 (MF文庫J)

「ぷいぷい7!」夏緑MF文庫J
ぷいぷい!7 (MF文庫 J な 1-23)

まさかの赤点でシエラが留年の危機に! 緊急の三者面談で進退のお話を、ということになるのだが、肝心の両親に連絡がつかない。落ち込むシエラのため、陣は世界のどこかにいるシエラの両親を見つける方法を考え始める。わずかな手がかりを得た陣は単身京都へ向かった。しかしシエラは陣が自分を見捨てて旅行に出かけるのだと思いこみ、ウルトラご立腹の様子。シエラは陣の手を借りず、俳優を雇って両親そっくりの特殊メイクをさせることで三者面談を乗り切ろうと画策するのだが、はたして――!? 絶好調&舌戦高潮のファンタジック学園ストーリー、風雲急を呼びまくって第七弾!!


本書によるとラノベは至上最大の娯楽といっても過言ではないらしい。個人的には異論はないです、はいw


ビックリするほどの急展開。今までがストーリーも恋愛もスローペースだっただけに、一気に終わりが見えてきたストーリー展開に驚きもひとしお。まぁ恋愛に関しては今まで通りのスローペースだけど。
ただちょっと残念なのは展開が急で説明が多かったせいか恋愛要素が薄かったこと。でも、すっかり泣き虫になっているシエラはかわえかった(*´Д`)
それはそうと・・・どんだけカレー用ソースポットと甘露じゃくし好きなんですか?w 引っ張りすぎwww


以下、各話毎
一話 疾風怒濤の三者面談
内容:陣、京都へ。
いい娘すぎるアルフとラストでの陣とシエラすれ違いが切なくて泣ける。。・゚・(つД`)・゚・。
急展開のストーリーに隠れて?、シエラママ、陣の親の知り合いの助教、担任の先生(&アルフママ初挿絵)と大人の女性キャラが多数初登場のなんとも美味しい話。担任の雛菊先生はどう見てもとあるライトノベルの小萌先生にしか見えないな(^^; 文面上素晴らしいルックスをお持ちのシエラママと標野助教のまともな挿絵が一つもないのが残念。


二話 渚のピーチプリンセス!
内容:夏休みスタート。生徒会長と副会長が海へ。
こういっちゃなんだけど、ぶっちゃけどうでもいいw
サブキャラの中でもどうでもいい二人がくっつかれてもねぇ(^^;
唯一の見所は最後のページ(183ページ)のサングラストーレム[■U■]


三話 邪神降臨・誰が邪神よっ!
内容:ラスボス?現る。陣の父初登場。
展開、小ネタ、ツッコミ、どれも冴えまくり。
今までさんざんラスボス風の伏線を張りまくられていた聡子が突如仲間に。まじか? それを揶揄するような聡子と陣の父のやり取りが面白い。他にもシエラの微妙にピントのずれたツッコミや、ピンチなのにそれを全然感じさせないゆる〜い空気も○(まる)