いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール (ファミ通文庫)

「乙女はお姉さま(ボク)に恋してる 櫻の園のエトワール」嵩夜あやファミ通文庫
乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール (ファミ通文庫 O 4-1-1 SPECIAL STORY)

第百九期メンバーを送り出してひと月、聖應女学院にまた新しい春が訪れる。厳かなはずの入寮式早々、遅刻して駆け込んできた七々原薫子、優しく微笑む周防院奏、元気な寮監・上岡由佳里、物静かな一年生・皆瀬初音……。卒業したメンバーに負けない可憐な蕾たちの物語、いま美しくほころび始めます――。絶大な人気を誇る『乙女はお姉さまに恋してる』PC版公式シナリオライターイラストレーターによって紡がれる究極のオリジナルストーリー!

瑞穂他三年生が卒業した後の聖應女学院の物語。二年生になった奏と新入生の薫子を中心に物語が進んでいく。


良くも悪くも淡白。
場面場面を切り取ったダイジェスト版みたいなものなのでさらりと読める。その代わり感情移入とかは無理そう。それにアニメのようなコメディ要素も入っているものを求めると物足りないかも(「新しい年は……」での紫苑さまのプチ暴走は面白いけど)
また、表紙を捲った最初のページがアレなので百合にも期待したけど、そこは大いに期待ハズレ。一緒にお風呂とか一緒のベッドとかもあるけど、二人とも平然としてるのでそういう感じはほとんどない。もうちょっとドキドキ感とか雰囲気とか欲しかったなぁ。
まぁなんというか、お姉さまたちはやっぱり偉大だったってことかな。いろんな意味で。