いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



メグとセロン〈1〉三三〇五年の夏休み(上) (電撃文庫)

メグとセロンI 三三〇五年の夏休み〈上〉」時雨沢恵一電撃文庫
メグとセロン 1 (1) (電撃文庫 し 8-24)

ルックスも頭も良くて女子に大人気のセロンと、一見可愛くおとなしそうで実は正義感あふれる天然系(?)のメグを中心に、個性豊かな仲間たちの、恋あり、友情あり、ミステリーあり、のワクワクハラハラドキドキ学園物語がスタート!
夏休みに入ってすぐ、親友・ラリーの誘いで、演劇部の合宿(手伝い)に参加したセロンは、メグも合宿に参加していることを知る。なんとか親しくなれないかと苦心するセロン。そんな中、学校敷地内にある、今は使われていないはずの古い倉庫の地下に、謎の人物(?)が潜んでいるらしいことを知る。セロンは、ラリーやメグを含んだ個性豊かな仲間たちと倉庫探索に乗り出すが――!?

リリアとトレイズのスピンオフ


あwwwとwwwがwwwきwww
ネタそのものは奇をてらったものではないけど、内容がwwwクソワロタ


さて内容は…
セロンかわいいよセロン(注 ヒロインはメグでセロンは男の子ですw
超絶純朴少年のセロンの恋する姿がニヤニヤもの。引っ込み思案のメグとの組み合わせもなんだか微笑ましくて、アリソンシリーズのペアの中で一番好きかも。
そつのない構成とか読みやすさとかはいつも通りだけど、今までの強い女の子(アリソン母子)が朴念仁の男の子を引っ張るという構図が崩れただけでなんだか新鮮だった。
「I」ということはこの上下巻だけでなくそれ以降も続くということなのかな? とりあえずリリトレみたいな中途半端はもう勘弁なので、ハッピーエンドでも一夏の思い出でもいいからスッキリ終わってくれることを期待。