いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2 (富士見ファンタジア文庫 166-8 )

生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2」葵せきな富士見ファンタジア文庫
生徒会の二心  碧陽学園生徒会議事録2

私立碧陽学園生徒会室――そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園……のはずだった。
突如現れた「生徒会顧問」を名乗る美女。彼女は不敵に微笑んでこう言った。
「それは禁則事(自主規制)」
……すいません。また同じ手を使いました。嘘です。では改めてもう一度。
彼女は不敵に微笑んでこう言った。
「この生徒会は、今日でお終いだ。解散」
愛すべき日常をつづった記録の一端といえば聞こえはいいが、実は何も話が進んでいなかった第1巻。ここに来て、ついに物語に変化が!?
真実はぜひあなたの目で確かめてほしい第2巻、やっぱり妄想暴走絶好調!!

今日も今日とて生徒会室で駄弁ってるだけの小説。


知弦さんいいなぁ
くりむをいじりってる時のSっぷり、真顔で言うボケのキレ、時折見せる素の姿、おまけにその容姿。女性4キャラの中では抜きに出てるなぁ(*´Д`)ハァハァ


今回もボケとツッコミのテンポが最高。どんな細かいボケでも必ずツッコミが入るところを見ると作者はツッコミ気質? ボケ垂れ流しの「人類は衰退しました」とは対極の存在だw
それに大部分が会話だけで構成されているから話そのもののテンポもいいし、小ネタも冴えてる。今回はジャンプネタと楽屋ネタが多かったから、1巻よりは一般向け?
新キャラの顧問*1も加わって次も楽しみ。で、裏で動いている組織(企業)はちゃんと本編に絡んでくるのかな? 本編の雰囲気に全くそぐわないけどw

*1:前作読んでないのでわからないけど、この人が前作からのゲストキャラ? 5巻構成で4巻で主人公が死ぬのも前作でおk?