いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



紅 醜悪祭 下 (集英社スーパーダッシュ文庫 か 9-7)

「紅 〜醜悪祭〜(下)」片山憲太郎スーパーダッシュ文庫
紅~醜悪祭 下 (集英社スーパーダッシュ文庫 か)

聖夜目前の新米揉め事処理屋・紅真九郎。最年少の依頼人・瀬川静之からの依頼を発端に、悪宇商会最高顧問《弧人要塞》星噛絶奈に遭遇し、すべての鍵を握る彼女から情報を得ようとしたが、最強かつ最凶の絶奈を前に、真九郎はなす術がない。悩み抜いた末に、真九郎はある奇策に出る。
そして迎えたクリスマスイブ。
真九郎のもとへ、絶奈から「イベント」の招待が来る。クリスマスプレゼントを待つ紫と、姉の帰りを待つ静之。二人の願いを叶えるため、そして自らの誇りのため、真九郎はその地へ向かう決意をするが・・・。


えっ!? ちょっまっ


短っ!!


初めから薄いなとは思っていたけど、まさかあんなところでぶった切られるとは。まるでアニメのドラゴンボールのような切り方。
結局のところ、星噛がやっていた事が予想通りの最悪の形で明かされただけで、他は何も解決していないという大変中途半端な内容。見所は・・・熱い展開になる前だし、紫もまだ活躍してないし・・・巻末特別企画(おまけ)の銀子かな。
それにしても本編が上巻と足しても350頁いかないんじゃ上下巻にした意味が。そもそもこれは下巻じゃなくて中巻にしないと拙いのでは?
内容にしてもページ数にしても作者の煮詰まり具合と出版社の都合が伺えるなぁ(^^;