いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



誰かのリビングデッド〈1〉不浄 (C・NOVELSファンタジア)

「誰かのリビングデッド1【不浄】」海原育人C★NOVELSファンタジア)
誰かのリビングデッド 1 (1) (C・NovelsFantasia う 2-4)

パン屋の下働きとして平和に暮らしていたプラスは、ある日、畑で死体を掘り当ててしまう。「ええ、それはもう立派に死体をやらせていただいてます」と語りだした彼は魔法使いによって甦らされたリビングデッドのデルだった。自分を作り出した魔法使いを捜しているという彼の面倒を背負い込む羽目になった上、天敵と避け続けていたはずの少女ナムがやってきて魔法使い殺しを手伝えと言い――!?

「ドラゴンキラーあります」の海原育人さんの新シリーズ。


これは微妙。というか合わなかったかな。
世界観は嫌いじゃないし親父キャラはめちゃくちゃカッコいいのだが、メインの二人がどうも好きになれない。
主人公プラスは心情や行動理念が理解できない。自分の人生や命をかけているのにそれをするだけの理由が見出せないので、物事が解決してももやもやしたものが残る。前作の主人公は人間臭くて理解しやすかったのだが。
ヒロイン?のナムは自分勝手の度が過ぎてて若干不快。もうちょっとどこかに可愛げがあれば許せるのかもしれないが、今のところ可愛い姿は見せてくれていない。
旅立っちゃったから、もうフォレスト爺さんもフリーさんも出てこないのか・・・次はもういいかな