いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第90回全国高校野球選手権大会 第9日

第1試合
鹿児島実(鹿児島) 4−1 宮崎商(宮崎) (延長12回)


今大会初の延長戦。鹿児島実岩下と宮崎商赤川の左右好投手の投げあい、そして延長12回まで両チームノーエラーの息詰まる熱戦は勝負強さの差で鹿児島実に軍配。
宮崎商が1回2回の先制のチャンスを潰すと、3回表ワンチャンスを活かし鹿実が先制。その裏、鹿実が早々に先発松窪から初戦好投の岩下にスイッチすると試合はこう着状態に。
再び試合が動いたは8回、宮崎商連続四球で貰ったチャンスを活かし1−1の同点にし、そのまま延長戦へ。
延長10回11回と宮崎商がサヨナラのチャンスを潰すと流れは鹿実へ。ヒットと赤川のこの試合2つ目の四死球でチャンスをつくり、1〜3番の3連打で一挙3点で勝負を決めた。
どちらかといえば宮崎商の方が押していたが、あれだけチャンスを逃し続ければ当然負ける。約180球を一人で投げぬいた赤川は報われなかった。
鹿実岩下は四死球が少し多いがストレートの力で宮崎商打線をねじ伏せ二試合連続の好投。ただ8回の三振時にボールが膝に当たった影響が気になる。試合中はアドレナリンが出ているので耐え切れてしまった可能性があるので、試合後どうなるかが心配。


赤川まで_| ̄|○ 何この好投手受難の大会。・゚・(つД`)・゚・。
岩下も140km/h中盤まででるけどコントロール悪いピッチャーって好きじゃないのよね。



第2試合
智弁学園(奈良) 4−5 報徳学園(東兵庫)(延長10回)


試合は報徳学園ペース。1回にノーヒットで先制すると4回にも1点、追いつかれた5回にもすぐさま勝ち越すなど小刻みに点を重ねて2点差で9回へ。
9回も報徳学園近田が智弁学園打線から簡単に2アウトを取りこれで決まりかと思われた。しかし近田が最後のアウトを焦りその後ボール全て真ん中に。9回ツーアウトからたった3球の3連打で同点。
こうなると流れは智弁学園。9回裏報徳学園が簡単に三者凡退に倒れ延長に入ると、10回表智弁学園が2アウト2塁のチャンスで5番に代打を出し、これが成功しレフト前ヒット。しかしここで報徳学園を救ったのが守備固めで入ったレフト諸沢。見事なバックホームでホームタッチアウト。これで流れがまた報徳学園に戻った。10回裏、3番4番の連続ヒットでチャンスを作り満塁策でノーアウト満塁。ここで今日3安打の好調氏家に打席が回り、きっちり犠牲フライを打ち上げサヨナラ。


近田は残った\(TOT)/
左の好投手は呪われてるんじゃないかというくらい負け続きだったから良かったよー(´;ω;`)



第3試合
関東一(東東京) 5−2 鳴門工(徳島)


ヒットは少なかったが効率よく得点した関東一の勝利。
関東一打線が初戦ほどの強打は見られなかったが、序盤に四球を絡め効率よく得点。投げては先発の松本が非常に丁寧なピッチング。三振は1つもなかったものの一度も先頭打者を一度も許さず失点も4回の2点だけと好投。
鳴門工は先発実が四死球を連発し、それをことごとく得点に結び付けられ4回までに5失点。5回から代わった林は強打の関東一打線を0点に抑えたが味方の反撃は無かった。
四死球計14個、エラーもいくつもあってあまり締まった試合ではなかった。



第4試合
浦添商(沖縄) 12−9 千葉経大付(西千葉)


浦添商伊波、千葉経大付斎藤の投げ合いになるかと思われた試合はまさかの打ち合いに。
1回表、浦添商が斎藤の不安定な立ち上がりを攻めいきなり5点先制。それで動揺したのかバッテリエラーやなども重なり3回までに10点を取り早くも勝負は決まったかに思われた。しかし、浦添商の伊波も調子がいまひとつ。基本は低目を丁寧につくピッチングだったが、初戦とは違い時々高めの甘い球があり1回5回と点を入れられる苦しいピッチング。そして7回に5長打を固め打ちされ10−9の一点差に。
これで流れは一気に千葉経大付傾くかと思われたが、その7回に代打が出た関係で斎藤に代わって好投していた吉野が退き、再び斎藤がマウンドへ。初回から確実に斎藤を捕えていた浦添商打線がこれを逃すはずも無く、8回に2点取り返し勝負を決めた。
浦添商はエース伊波の調子は悪かったが打線が見事にカバー。3回までの積極走塁での得点は見事だった。
千葉経大付は斎藤の不調が全て。2番手吉野は頑張ったが再び出てきた斎藤が打たれて万事休す。たらればを言ってもしょうがないが代打を出さず続投させていればもしかしたらがあったかもしれない。


千葉経大付バッテリーは外角ばっか投げ過ぎだろう、常識的に考えて(´・ω・`)
そりゃ狙い打たれるよ。