いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第90回全国高校野球選手権大会 第13日

第1試合
関東一(東東京) 1−3 浦添商(沖縄


関東一の自慢の足を封じた浦添商バッテリーの勝利。
試合内容はヒット数も1本差、両投手陣とも余計な四死球は与えないとほぼ互角。3回表に浦添商がスクイズで先制すれば、その裏に関東一も相手のミスをついてすぐさま同点とまさに一進一退の攻防。ここでエラーで同点と4回表のアンラッキーなダブルプレー浦添商には嫌な流れになったが、4回6回のピンチを切り抜けると流れは浦添商へ。
7回の両チーム通じて唯一の長打を皮切りに2アウト満塁のチャンスを作り、この日3安打の好調1番漢那が2点タイムリー。
浦添商は捕手山城が序盤の内に3つの盗塁死で相手の足を見事に封じると、投手伊波はストレート、カットボール、スライダーをきっちりコーナーに投げわけここぞと言うところを三振で切り抜け9奪三振の完投。
関東一は甲子園初登板の押久保と1年生白井は強打で足もある浦添商相手に3失点と立派な内容だったが、自慢の打撃と足が浦添商バッテリーに抑えられた。4回と6回に勝ち越し点が奪えなず流れを掴み損ねたのが痛かった。



第2試合
青森山田(青森) 0−2 慶応(北神奈川)


慶応田村、青森山田木下がそれぞれ持ち味を十分に出した投手戦。
序盤は両投手ともに不安定。1回裏に慶応が木下の立ち上がりを攻め1点先制。2回表、青森山田もコントロールが定まらない田村から2つの死球でチャンスを作るがここは田村が踏ん張り0点。ここから両投手が安定し投手戦に。
慶応は7回の2アウトのところで好投の田村から只野に思い切ったスイッチ。只野はいきなりツーベースを打たれヒヤッとしたが後続は押さると、その裏慶応がスクイズで追加点。その後も只野が青森山田打線を抑え見事2試合連続完封リレー。
慶応はこれだけ緊迫した試合でも自分達の形でやりきっての勝利。試合間隔がなくなる今後の日程を考えると、エース田村に余分な負担がかかっていないのは大きなプラス材料。
青森山田の木下は3つしかなかった四球のうちの2つが失点をした1回と7回に先頭打者で出してしまったのが痛かった。
また青森山田は大会を通じて打線が振るわなかったのが誤算。



第3試合
東邦(西愛知) 5−7 大阪桐蔭(北大阪


強豪校対決は守備力差ので大阪桐蔭に軍配。
1回の攻防が流れを決めた。1回表大阪桐蔭が2本のヒットと相手のミスで2,3塁にチャンスを作ると4番萩原がキッチリ犠牲フライ。その裏東邦も先頭がヒットで出て2番でヒットエンドラン。綺麗に決まったかと思われたが大阪桐蔭ライト奥村の好返球で1塁ランナーがサードタッチアウト。これで流れが大阪桐蔭に。その後、小刻みに得点を追加していく大阪桐蔭に対し、東邦は好守に細かいミスが出て自ら反撃ムードを潰し余分な点まで与えてしまう。
終盤は疲れの見え始めた大阪桐蔭の先発福島と代わった奥村を東邦打線が捕えて東邦ペースになったが、8回9回に5点を返すに留まり一歩及ばなかった。
大阪桐蔭は作ったチャンスをことごとく得点にしていく集中力が見事。また後半に投手は打たれたが守備が最後まで集中を切らさず好守を連発し投手を助けたのが大きかった。
東邦は最後の最後に怒涛の反撃を見せたが、中盤までに自分達のミスで失点した分のツケを払いきれなかった。



第4試合
横浜(南神奈川) 3−2 仙台育英(宮城)


観てないのでコメントだけ
仙台育英がもうちょっと横浜の土屋を打てるかと思ったが。1年生の木村投手が頑張っていただけに上級生が奮起して欲しかった。
横浜土屋は試合を重ねる毎によくなってるけど、それに反比例して打線が打てなくなってるな(^^;