いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



福音の少年―闇と光を統べるもの (徳間デュアル文庫)

福音の少年 闇と光を統べるもの」加地尚武徳間デュアル文庫
福音の少年闇と光を統べるもの―Good News Boy (徳間デュアル文庫 か 7-7)

魔法使いたちを攻撃した憑かれた者たちをかわすために、自ら魔法を失ってしまった御厨恵。野望を抱くウィズ・シェルナーは、この機会に世界を掌握するための様々な謀略を巡らせていた。それに対抗し、生き残るべく動き出した獣人―インヴォルド・ピープルたち。新たな局面を迎え、全面戦争へと向かう世界。恵と天才的な魔法少女エリカ、そして古の女神の転生であるアナの運命は?

シリーズ最終巻


( ゚д゚)…


(゚д゚) ポッカーン


繋がらない、ついていけない。珍しくゆっくりと2日掛けて読んだが理解不能
最後まで行って分かった。王立図書館十字軍で脱線したんじゃなくて、そこから先はレールが引かれていなかったらしい。
作者が想像力豊なのは分かった。でも物語にするなら読み手に分かるように筋道を立てて書いてくほしい。作者の脳内では繋がってるのかもしれないが、書きたいこと、思いついたことを書きなぐったようにしか見えない。
部分的には感動的なシーンもあったけど・・・・・・王立図書館十字軍からの3巻でこの作品に対する思い入れや情熱は完全に削がれてしまっていたみたい。恵のエピローグ前の台詞は良い台詞だとは思うのに、しかも応援してたエリカ相手のだったのに全然感慨が湧かなかった。やっぱり惰性で買うのはよくないな、うん。


投げっぱなしの謎が多くて納得できない事がいっぱいあるのだが、一番の疑問はこれ↓
1巻であれだけ大々的に記した恵とアナが結ばれると世界が滅ぶって呪いはいったいどこに? あれは何の意味があったの?