いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



緋弾のアリア (MF文庫J)

緋弾のアリア赤松中学MF文庫J
緋弾のアリア (MF文庫 J あ 5-4)

東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵――通称『武偵』を育成する特殊な学校。「あるきっかけ」で頭脳が活性化するという体質を持つ遠山キンジは、そのことを周囲に秘密にしつつ、平穏を求めて日々を送る探偵科所属の高校二年生。しかし、通学途中に爆弾事件に巻き込まれ、強襲科の超エリートである神崎・H・アリアと出会ってしまったことにより、キンジの日常は平穏とは程遠いものへと変わっていくのだった――。Sランクの最強武偵・アリアと、(普段は)ただの一般人・キンジの凸凹コンビが凶悪犯に立ち向かう、大スケールアクション&ラブコメディー!!


アリアが泣き顔を見せてからがめっちゃ可愛いのですが。
途中まではただのロリハルヒだと思っていたのに、、、強がってるおにゃのこが泣いてる姿はそそりますな。扉の前のアレは反則だろう(*´Д`)
内容は題材が学園異能もの+ガンアクションと王道中の王道、かつ出てくる女の子キャラもかなりベタなので新鮮味はほとんどないが、アクションは単純化されていて読みやすく、キャラもそれぞれ立っていて面白い。そして何より前作同様盛り上がるべきシーンの魅せ方が上手い。デビューして2つめのシリーズで王道に挑んでちゃんと読ませるこの安定感は凄い。
三角関係?の行方はもちろん、敵のことや兄のことなど気になることが多くて続きも楽しみ。