いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



薔薇色にチェリースカ〈4〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

「薔薇色にチェリースカ4」(スーパーダッシュ文庫
薔薇色にチェリースカ 4 (4) (集英社スーパーダッシュ文庫 か 6-15)

深秋のお茶会で屈辱を味わった優生会副会長シシリー・アイスヒルだったが、その性格や立場信条からしても黙って引き下がるわけもなく。姑息な姦計が幼なじみの身に降りかかった時点で、ヒロに選択の余地はなかった。一方、彼ら日本人コンビを気遣う自由会会長ソフィー・ローゼルは、マシュテバリ学園の重鎮のひとりに疑念を向ける……。


んー、今回は微妙。
メインがアイスヒルか・・・
プライドだけは異常に高いのにやってる事は小悪党だからこのキャラ嫌いなんだよ。今回も言葉のわりにやってる事は姑息だし。今さら意外と可愛い姿とか見せられても好きになれない。
〜以下激しくネタバレなので反転〜
というか、ここまで来て1巻と2巻を足して2で割ったような内容やられてもなぁ。しかも前回のメインのアンもようやく出てきた妹も本筋に絡まないし、チェリースカの活躍(人間化)もなし。おまけに素敵な俺様ギルコが出てこないだなんて。
時々シーンが飛ぶのもどうかと。ヒロが真希を受け止めるシーンとか事後説明だけなんだけど、あのシーンはハイライトじゃないのか? ソフィー会長がどうやって校長を掻い潜って真希の所まで行ったのかも抜けてるし・・・。

ラスボスぽい人は出てきたけどあちらの世界に関わる話はなしか。ラス前がこれで次でちゃんと収拾がつくんだろうか? かなり不安。