いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



乙女革命アヤメの! (MF文庫J)

「乙女革命アヤメの!」志茂文彦MF文庫J
乙女革命アヤメの! (MF文庫J)

ふと気がついたら美しい女の子になっていたのでびっくりした――。どういうわけか瓜二つの容姿を持つ、花時雨学院のアイドル的存在である姫子と記憶喪失のアヤメ。品行方正、成績優秀で誰からも慕われている姫子だが、本当は学院の支配をたくらむ腹黒の陰謀家だった!! そのことを偶然知ってしまったアヤメは、記憶を取り戻すのに協力してもらうかわりに姫子の影武者として利用されることになってしまい……。右も左もわからぬまま「姫子」にされたアヤメの運命やいかに!? 波乱が波乱を呼ぶ体当たり的スクランブル身代わりコメディ第一弾!「失敗したら──許さないわよ」

あらすじでは女子校が舞台のTSものかと思ったら意外とオカルト要素あり。


表紙に偽りなしの百合小説。姫子のドSっぷりがたまりません(*´Д`)ハァハァ
で、物語の方は・・・
映画を開始30分過ぎてから観始めた感覚。
各シーンは面白いのだが情景や状況が把握できないのでいまいち乗りきれない。
主人公の素性や世界観をぼかしているのは恐らくわざとなんだろうけど、主人公の人となりがわからないと感情移入もなにもないなぁ。
あらすじに第一弾とあるから第二弾があるんだろう。物語としては謎ばかりなので続きを読んでみないことには何とも。