いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「みずたまぱにっく。 (4) ―This is MIZUTAMASHIRO!!―」ハセガワケイスケ(電撃文庫)

みずたまぱにっく。〈4〉―This is MIZUTAMASHIRO!! (電撃文庫)
みずたまぱにっく。〈4〉―This is MIZUTAMASHIRO!! (電撃文庫)

由緒正しき超名門校の女子寮で、『お手伝いさん』のバイトをしている水田マシロ。ふとしたことから寮に住む超美少女なお嬢様たちが、実は“全員男の子”という秘密を知ってしまう。そのせいでいろいろ事件に巻き込まれたりもしたけれど、寮生のみんなとも打ち解けつつある今日この頃だった。
だけど真っ黒な瞳が印象的な寮生・萌流は、マシロのことがまだ苦手な様子。そんなマシロと萌流を接近させるため、トラブルメーカー忍がひと肌脱ぐと言い出した! ってか、仲良しになる秘訣が『猫耳』にあるって、どーゆーことなの!?
マシロの“みずたま”な日々、いよいよ第4弾登場!


あれ? 大人しいぞ。
忍がいつも通り張り切ってた割にはおバカな単語や小ネタが少ない。最初と最後に作者ネタが入ってたくらい。
その代わり今回は“ネコミミ”で勝負の模様。
それに籠められた優しさも確かに感じるのだけど・・・やっぱりネコミミが流行ってるお嬢様学校を想像すると笑える。しかも今流行?の男の娘にネコミミなんてなんてあざといんだ!w これで挿絵・口絵のネコミミ率を上げてくれれば申し分なしだったのだが。特にメガネさんのネコミミ姿は見たかった。
お話は予定通りに萌流のターン。
“なんでもあり”は3巻で分っていたので普通にいい話だった。ハートフルな話は流石の安定感。このあったかさが好き。
さて、4人終わったけど次からどうするんだろう。二順目か?マシロ本人のターンか?