いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ロウきゅーぶ! (4)」蒼山サグ(電撃文庫)

ロウきゅーぶ!〈4〉 (電撃文庫)
ロウきゅーぶ!〈4〉 (電撃文庫)

夏休みに入り、初となる他校の女子バスケ部との試合にわくわくを隠せない智花たち。相手は県大会常連の強豪校というのもあり、昴も少女たちの真のコーチとして多くのことを学ぶつもりだったのだが……。先方からの扱いはひどく、いきなり野外キャンプな生活を強いられ、
「そ、その……どこに寝るのでしょうか」
「あんまり見つめられると……困ります」
「すばるんのヘタレ! 見損なったぞっ」
「おー。ひなは一回だけしたことあるよ」
「わたしも何度か経験あるよ……えへへ」
さらに今まで内緒にしていた大事な秘密までバラされてしまい──!?
悩み多き少女たちに翻弄されまくりなさわやかローリング・スポコメディ4!


いい試合だった。
1巻の熱い試合を見せられた後は2,3巻とそこまで真剣な試合でもなかったので、この感動は久しぶり。
しかも奇策奇策の1巻とは違い正攻法で強豪チームと堂々と渡り合う試合。一進一退で手に汗握る試合の展開にも、彼女達の確かな成長にも熱くなった。
その前の日常パートは、、、葵さん壊れすぎワロタwww
疑心暗鬼と思い込みによる暴走で見事にキャラが崩壊。「お幸せに」発言は声出して笑った。おかげで小学生達は影薄かったなあ。
そんな葵も面白かったけど、1巻以来の正統派なスポ根が読めたのが満足。
でも、この先真剣な試合するには他の部員を集めなきゃならないわけか。新入部員を入れるなら6年生は固定で下級生かな?
と、その前に次も合宿編か? まぁもう一度やったとしても5巻は夏休み後かな。



あとがきに一言
蒼山先生、あなたは正常です。編集Wさんの頭の中がおかしいですw