いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「SH@PPLE ―しゃっぷる― (8)」竹岡葉月(富士見ファンタジア文庫)

SH@PPLE―しゃっぷる―(8) (富士見ファンタジア文庫)
SH@PPLE―しゃっぷる―(8) (富士見ファンタジア文庫)

「むかつくわ生徒会っ! 淡谷舞姫――!」
おおっと! お怒りのご様子の一駿河さん!? ……それは1年前の冬のできごと。「若光の君」淡谷舞姫の生徒会と「胡蝶の宮」蝶間林典子のローズ・ロワイヤルは、青美女学院の音楽ホールで最初の大激突をやらかしたのでした――。
あれから時は流れて、僕・淡谷雪国と舞ちゃんはお互いの学校チェンジをはじめたわけですが……。鳥子さんの妄想&暴走とか、芝目会長の学園異能バトルとか、放送部の「ときめき青美タイム」とか。イロイロあったなぁと、しみじみ――。そんな、ハートフルでヘンテコな入れ替わりデイズを描いた冬の巻、見参!


短編集か・・・。
今しか入れるタイミングが無いのもわかるが、本編があんなことになってるのにここで短編集とか生殺しすぎる。
しかも序章と最後だけ本編と繋がっていて、その切なさと中身の軽さのギャップが凄いことに。
あとがきで最終巻宣言も出たし、早く本編の続きが読みたい!



短編の内容・感想は↓


第1章 ギブミープレゼント!
内容:鳥子と雪国(中身舞姫)がデート?
鳥子の小説が予想外すぐるwww もっと堅いもの書いているのかと。
舞姫が鳥子に色々やってたけど、鳥子の小説しか印象に残らなかった。



第2章 図書委員長、高天原りぼんの決断
内容:延滞者の多さにキレた図書委員長高天原りぼん
普段大人しい人ほどタガが外れると怖いよね・・・って、これどうみてもお嬢様学校じゃねーw
最後の久我原さんの可愛さにキュンキュンする。



第3章 戦慄の乙滅我!
内容:SECの部室が中二病患者の皆さんに占拠される。
普段大人しい人ほど(以下略
最後の久我原さんの(以下略
あれ? まるで違う話なのに感想が同じだ。



第4章 私たちの生徒会長
内容:昼の放送のゲストは生徒会長。
もう青美女学院に「お嬢様」を感じることはなくなりましたw
やりたい放題のカオス放送で雪国カワイソスw
で、結局前生徒会長と舞姫の間には何があったんだろう。いや「何」より「どこまで」の方が正しいか?



第5章 日曜日のナイチンゲール
内容:雪国と舞、初めての入れ替わり
いい話と思うんだが最後で全て吹き飛んだ。
恐るべし一駿河父のキャラの濃さ。



第6章 午後の紅茶とマドレーヌ
内容:胡蝶の宮がローズロワイヤルのトップになったばかりの頃の話
蜜ーっ;;