いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「アクセル・ワールド5」川原礫(電撃文庫)

アクセル・ワールド〈5〉星影の浮き橋 (電撃文庫)
アクセル・ワールド〈5〉星影の浮き橋 (電撃文庫)

中学内格差(スクールカースト)の頂点・能美征二による謀略は去った。≪スカイ・レイカー≫も加速世界に復帰し、黒雪姫率いる≪ネガ・ネビュラス≫は、他に見劣りしない勢力となっていった。
とある日、ハルユキは≪軌道エレベータ≫に日本の≪ソーシャルカメラ・ネットワーク≫が導入されるというニュースから、新たなるゲーム・ステージの気配を察知する。
≪宇宙≫ステージ。
そこに辿り着いたハルユキは、このゲームの≪謎の運営者≫から提供された最大のミッションイベントを体感する――!
「……鴉さん。これは、どういう、ことですか?」 
それはさておき、同時進行で発生していたのは、黒雪姫とハルユキのお泊まりイベントで、さらにそこに≪スカイ・レイカー≫ことフーコさんも乱入してきて!?

イベントでレースゲームな6巻。そういえば忘れがちだけどゲームなんだよねBB。



こういう可愛い先輩を待ってました!
お泊まりイベントのハルユキに内心をさらけ出すところも良かったけど、楓子に相対した時の慌て様や女の子らしい姿が格別。可愛い黒雪姫を何度も引き出してくれたレイカー姉さんには、感謝の気持ちでいっぱいです!
他にもパドさんGJだったり、日常シーンが充実していて個人的にはそっちだけで満足だったのだけど、ゲーム内の話も安定の面白さ。
あのゆったりな流れで2巻以降長く引っ張ってきた爆弾を投下しるのか。前が精神的にきつかったり戦いも激しかったりしたから今回は息抜き回か、なんて油断してたら見事にやられた。流石に盛り上げるところはきっちり盛り上げてくる。
この問題がどう発展するか次も楽しみ。まあ一番の楽しみは、またお泊まりイベントなんですがねw