“せっかくの夏休みだから……一生残るような特別な想い出を残したくて──”
一通のラブレターから始まった園端夕と二人の“はな”との物語は、いよいよ熱い夏真っ盛り！ 特別な夏の想い出を刻み込むべく、明るくはしゃぐ赤色浴衣な成宮花＆控えめに楽しむ可憐な藍色浴衣な東雲華と夏祭りを満喫する夕。だがそんな矢先、華さまが母親に連れられて一時街を離れることに……。花もプールや肝試しなど、ここぞとばかりに接近を図るのだが、それぞれ三人の想いが詰まった夏が交錯していき、そして──。
“だぶるはな”で贈る学園青春ラブコメ、撮影３回目っ！
今回は夏休みの続きで、余分なもの撮影はなし。ということで、激甘でちょっと酸っぱい生粋のラブストーリーに。
・・・なのに華さま不在・・・だと！？
そんなわけでまずは花のターン。
華さま派としては悔しい思いを感じつつも、ベタながら甘々シーンの数々に思わずニヤニヤ。しかし、後半は抜け駆けを気にして攻めきれない楽しみきれない花の姿に、切なさを感じながら、やっぱり花もいい娘だなあとしみじみ。
そして華さま派お待ちかねの華のターン。
攻めの華さま、いい。しかし夕くん、君の理性には感服するが、そこは公平を期してほっぺじゃだめだろう。てか、ターンが短いよ・・・。
そんな華さま派には歯痒い、花派にはもどかしい３巻だった。でもこういうのも恋愛ものの醍醐味だよね。
次は新学期でまた撮影かな？ 波風立てそうな人が出てきそうだけど、３人にというよりは夕個人攻撃の予感。そろそろどちらに傾くなり、恋愛的に進展が欲しいところだが。
